「申年」ってどんな特徴がある?
申年の特徴① 機転が利く
申年は想定外のケースに見舞われた際の事前準備を行うなど、行動に無駄がなく効率的に物事をこなす能力に長けています。
また、積極的に行動する特徴もあるので、じっくり考えるというよりは物事をこなしながら最善策を考える器用さを持ち併せています。
申年の特徴② コミュニケーション能力が高い
申年はサービス精神が旺盛で、周囲を楽しませたり相手を喜ばせるのがうまいため円滑なコミュニケーションをとることができ、頭の回転が早いことから会話上手で相手を飽きさせません。
さらに、他の人にはない観点から物事を見る視野の広さで、ときに奇想天外な発想で周囲を驚かせるなど、どんな状況においても注目を浴びる要素を持っています。
申年の特徴③ 忍耐力に欠ける
好奇心旺盛で新しいもの好きな性格から、ルーティン業務や規則に縛られるなど刺激が少ない環境を苦手とします。
興味がなくなると未達成でも途中で手を引くた飽き性な一面があるため、周囲からは忍耐力に欠ける・落ち着きがない印象を与えてしまいます。
申年の由来や意味とは?
申は本来シンと読む
十二支に使われる漢字はそもそも時刻・方位などを示すものであり、10に分類される十干(じっかん)と12に分類される十二支が合体したものを干支といいます。
十二支では申の読み方はサルではなくシンが正しいのですが、干支に動物が割り当てられた際にサルと読むようになったのです。
「申」の由来は「猿」ではなかった
実は申という文字は動物の猿を表すものではなく、雷が由来と言われています。
雷は空から稲妻が落ちる様子を示した象形文字で、動物の猿とはまったく関連性がありませんでしたが、十二支の動物を割り当てた際に偶然にも猿が選ばれたのです。
猿の自由に動き回る特徴は、まさに天地を縦横無尽に駆け巡る雷とリンクするのかもしれません。
申年の守護神は大日如来
人には十二支に基づいて8体の守り本尊が配されており、申年生まれの人は大日如来が信仰の対象と言われています。
大日如来とは、神羅万象・万物の母で仏の中で最高位にあたる神として崇められており、申年のやんちゃな一面や感情的になりやすい性格を冷静に制御してくれるのです。
申年と相性が合うのは何年?
【申年と相性がいい】辰年:尊敬できる相手
効率よく何事もスマートにこなす申年は周囲から人気がありますが、言い方を変えれば軽薄で誠実さに欠けると思われやすいのが欠点でもあります。
しかし、申年と同じくらい瞬発力がある辰年なら申年の行動を理解してくれるため、お互い気楽に付き合えます。
また、申年にとって貫禄ある辰年は尊敬できる部分が多く、ごく自然に「この人についていきたい」「この人の下で働きたい」と思える相性です。
申年と相性が合わないのは何年?
【性格が合わない】亥年:考え方が正反対
明朗快活で人を楽しませることが好きな申年はフットワークが軽く、おもしろそうな事柄にすぐ食いつきます。
一方で、亥年は決断したことを曲げず最後まで突き進むタイプなので、申年のフランクな性格が通用せず相性が合いません。
冗談を真に受ける亥年を重たいと感じたり、亥年のほうも状況によって意見を変える申年にストレスを感じるなど、相性が悪く頻繁に衝突する恐れがあります。
相性をチェックしてみよう!
相性が悪い干支でもうまくいく可能性がある!
コミュニケーション能力が高い申年の周りには常に人がいるように、申年は人から愛される素質を持っています。
そのため、たとえ相性が悪い干支でも持ち前のコミュニケーション能力と好奇心を活かせば、案外付き合いやすく感じるかもしれません。
相性が悪い干支に対して苦手意識を持つのではなく、持ち前の好奇心でカバーできれば相性など関係なしに刺激的で楽しい付き合いができるでしょう。