九星気学の本命星とは?
古代中国で編み出された九星気学は、その人の基本となる一生の運勢を知り、どうすれば運勢がよくなるのかを占う占術です。
九星気学をするうえでベースになるのが、九星と呼ばれる9つに分けられた気の状態であり、自分がどの九星に該当するかを生年月日の「生年」で判断します。
ここでわかった九星が「本命星」であり、その人の生まれ持った本質・特性を知ることができます。
本命星がわからなければ、九星気学で占うことができません。
まずは、自分がどの九星なのかを知ることが大切です。
本命星と月命星それぞれの特徴
九星気学で重要なことは、本命星と月命星の2つです。
しかし、本命星と月命星にどんな特徴があるのかを理解しておかないと、九星気学で占うことができません。
ここでは、九星気学の本命星と月命星の特徴を見てみましょう。
本命星の特徴:生まれた年の九星を見て運勢をよくする占い
九星気学における本命星は、生年月日の「生年」をもとに導き出した九星を知ることで、その人の生まれ持った本質や特性がわかります。
本命星だけで、性格・恋愛傾向・適職などを知ることができますが、その人の一生の運勢を見極めるためのベースになる重要な情報です。
よい運勢に際限はありませんので、生まれ持った運勢以上によい運勢に変えるヒントを見つけることができます。
月命星の特徴:生まれた月の九星を見ることで精神面がわかる占い
九星気学における月命星は、生年月日の「月」の九星からその人の精神面・主に性格や価値観がわかります。
生まれ持った人間性を知ることで、他人との相性や接し方がわかり、なおかつ円滑な人間関係を築くヒントを知ることができます。
基本的に月命星で占う期間は、人間形成が決まる0歳〜12歳までであり、13歳〜19歳は月命星と本命星の両方で占って、20歳以降は月命星を使って占うことがなくなるようです。
九星気学の本命星の調べ方について
九星気学で運勢や相性を占う場合は、自分の本命星を知らなければいけません。
今度は、自分で自分の本命星を調べる方法を見てみましょう。
調べ方➀:本命星の一覧早見表に生年月日を当てはめる
九星気学の本命星は、一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星の9つで構成されています。
これら9つのどれに該当するかは、本命星の一覧早見表を使って自分の生年月日の「生年」部分で簡単に調べることができます。
本命星の一覧早見表は、神社に行くと簡単に手に入りますが、最近はインターネットで調べることができます。
調べ方➁:2月の立春前に誕生日が来る場合は前年の九星が本命星になる
九星気学の本命星は、本命星一覧早見表と生年月日の「生年」だけで簡単に調べることができますが、注意すべき点が暦の見方です。
現代は、1月1日を一年の始まりと考えていますが、古代中国で編み出された九星気学は、旧暦の正月である2月の立春を始まりと考えなければいけません。
そのため、立春前(1/1〜立春)までに誕生日がくる人は、前年度の本命星一覧早見表を見る必要があるのです。
少し暦の考え方が複雑ですが、一覧早見表を見れば簡単に自分の本命星を調べることができるでしょう。
月命星を調べるときは、節が切り替わるタイミングに気をつける必要があります。
よい・悪い相性について
九星気学は、五行思想がベースになっているため、火・水・木・金・土の相性で本命星の相性が決まると考えられます。
この基本をもとに、本命星のよい・悪い相性について見てみましょう。
よい相性:一白水星と三碧木星・四緑木星・六白金星・七赤金星
理性で動く一白水星は、何事にも全力で向き合う三碧木星・誰にも流されない自分を持っている四緑木星・プライドが高く向上心がある六白金星・神経質ですが信頼できる七赤金星との相性がよいです。
自分らしくいられて、上手に付き合うことができる関係と言われています。
悪い相性:九紫火星と一白水星
火を司る九紫火星と、水を司る一白水星は、五行思想においても火と水の関係であるため相性が最悪です。
それぞれの性格から判断をしても、感情的かつアグレッシブな九紫火星と、常に穏やかでマイペースな一白水星の相性が合うはずありません。
お互いにイライラしたりストレスを感じる関係になるため、なるべく距離を置くべきと言えます。
自分の本命星を調べてみよう!
九星気学の本命星を自分で調べる方法を中心に紹介しました。
九星気学は、自分の運勢がわかるどころか、自分の運勢をプラスに変える方法がわかる占いです。
簡単に自分の本命星を調べることができますので、九星気学で自分の運勢や相性がいい人を占ってみましょう。