「九星気学」とは一体なに?
九星気学とは、古代中国から伝来した方位術や五行の教え、また気学(風水)や干支などを元にした占術です。
吉方位や性格など本人の性質に関することや、ほかの人との相性などがわかるといわれています。
また、厄年などの年齢を調べるときに利用できるようです。
九星気学で占えることは?
吉方位が占える
九星気学で占える吉方位とは、35km以上離れた移動先のことをいうようです。
35km以内の範囲は自分の地盤と考えて、どこに移動しても方位的な影響はないようです。
また、吉方位だけでなく、自分に悪影響を与える凶方位も占えるようです。
九星の性格や運気が占える
九星気学では、九星ごとの特性をもとに性格や運気を占います。
運気とは、連続した流れがあるものです。
また、運気に影響を与えるのは本人の性格なので、年間予測や月刊予測が出しやすいようです。
ちなみに毎日の運勢とは、精神状態の予報だといわれています。
ほかの九星との相性が占える
九星気学とは、生年月日で簡単に性格が占える占術です。
つまり、相手の生年月日がわかればすぐ相性がわかるということになります。
友達や気になる異性だけでなく、ペットの動物との相性まで占えるといわれており、幅広く利用されているようです。
九星気学を行うメリット・デメリット
メリット「運気がいいと元気が出る」
九星気学とは、あまり人の手で操作しにくい生年月日を元に考えられていますので、運勢に自然の摂理や平等のイメージがあり、受け止める側の気持ちが純粋に動く場合が多いようです。
いい運気だとわかれば元気が出て、毎日の生活にやる気が湧くでしょう。
また迷いを抱えている人にとっては、いい運勢が出れば背中を押されたような気分になったり、後ろ盾がついてくれたような頼もしい気持ちになることでしょう。
明るい気持ちになることで、さらに日常がいいものへと導かれるきっかけになるかもしれません。
デメリット「わるい結果に引きずられてしまう」
九星気学とは、予言ではなく統計的な傾向を予想するものです。
わるい結果が出るとはじめから諦めてしまいがちですが、上手に対応すれば、運気のわるさも相性のわるさも乗り越えることは可能です。
占いの結果に左右されず、注意する程度に心に留めましょう。
また基本的な性格や相性のわるさは、赤ちゃんのようにお互いがなにも努力しなかった場合のシンプルな前提で占われています。
お互い大人でそれなりに経験を積んだ状態であれば、いつも占いの結果通りにいくとはかぎりません。
できるだけ前向きに考えましょう。
九星気学のやり方について
自分の本命星の調べかた
九星気学とは、生まれ年で本命星を割り出すことが一番重要です。
本命星を算出するには、早見表で確認するほかに、西暦の生年を足していき、1桁になったら「11」から引くという方法があります。
たとえば、1987年生まれなら
1+9+8+7=25
2+5=7
11−7=4
となり、頭の数字が4になりますので、本命星は四緑木星ということになります。
旧暦の元旦(節分)で生まれ年を区切る
九星気学とは、基本的に旧暦で考えられている昔の占術です。
そのため、生まれ年は現代のカレンダーの1月1日ではなく、2月の節分で区切られているようです。
1月生まれと2月3日までの誕生日の人は、前年の九星が本命星になるので注意しましょう。
さっそく運勢をチェックしよう!
九星気学で運勢チェックすれば、自分とはどういった性格の人間なのかということがわかるでしょう。
自分の思う結果とちがっていたとしても、統計学的な予測などを踏まえての結果ですので、「だいたいの人はそうなのだろう」という程度に受け止めましょう。