そもそも「倦怠期」とは?
倦怠期とは、交際中のカップルが相手に飽きてしまったり、一緒にいるのが嫌になってしまったりする時期のことです。交際期間が長くなるにつれ、付き合いはじめの頃のような新鮮な気持ちやときめきがなくなり、気持ちが冷めやすくなります。
倦怠期を迎える時期は、カップルによってさまざまです。一般的には、恋人の存在に慣れてきて、「好き」という感情が落ち着いてくる3ヵ月目あたりに倦怠期になるケースが多いといわれています。徐々に相手の性格がわかるようになり、「何かが違う」と違和感を覚えることが多いようです。
また、付き合って1~2年が過ぎたあたりにも、マンネリ化することで倦怠期を迎えることがあります。
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倦怠期をむかえた彼氏の特徴
基本的にどのカップルにも倦怠期は訪れるとい言われますが、彼氏側と彼女側の両方が倦怠期になることもあれば、片方だけ倦怠期に入ることもあります。
彼氏が倦怠期に入ると、どのような変化があるのでしょう。倦怠期をむかえた彼氏には、以下のような特徴があります。
- 会えないことが多くなる
- 「会えない」「会いたくない」と言われる
- 喧嘩が増えた
- 既読無視や未読無視が増えた
- デートが盛り上がらない
- あなたへの関心が薄れる
ひとつずつ解説します。
冷たいと思ったらチェック!倦怠期に入っている彼氏の特徴
特徴1:会えないことが多くなる
倦怠期とは、恋人と一緒にいることがマンネリ化して楽しいと思えなくなったり、恋人を好きかどうかわからなくなったりする時期を指します。
そのような倦怠期に入ると積極的に会いたいと思わないため、次第にデートをすることが減り、会えないことが多くなるのが特徴のひとつです。以前は疲れていたり忙しかったりしても無理にでも会おうとしていたのが、徐々に彼女との時間の優先度が下がります。
「最近彼氏が会ってくれない」と感じているなら、彼氏が倦怠期に入っているのかもしれません。
特徴2:「会えない」「会いたくない」と言われる
会えないことが多くなることに続きますが、理由をつけて会えないといわれたり、露骨に「会いたくない」といわれたりすることが増えているのなら、倦怠期をむかえているのかもしれません。
倦怠期ではFなく、彼氏の気持ちが離れつつある状態になっていることもあります。彼氏の気持ちが冷めている場合は、別れの危機が訪れており2人の関係が危うい状態です。
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特徴3:喧嘩が増えた
倦怠期が訪れる原因のひとつに、恋人との関係に対する慣れや飽きがあります。
付き合いはじめた頃のドキドキ感はなくなり、恋人の嫌な部分が目に付くようになったことで、些細なことでイライラしては喧嘩になってしまうのです。
「最近彼氏と喧嘩ばかりしてるな...…」と感じている人は、倦怠期に入っている可能性が考えられます。
特徴4:既読無視や未読無視が増えた
恋人との関係に慣れ、飽きてしまうと「めんどくさい」という感じるようになります。LINEの既読無視や未読無視が増え、彼氏と連絡がつかないことや、連絡がこなくなることが多くなっていたら要注意です。もしかしたら、彼氏は倦怠期に入っているのかもしれません。
「めんどくさいからLINEは後でいいや」と、後回しにされている可能性が高いです。
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特徴5:デートが盛り上がらない
倦怠期をむかえたカップルは、一緒にいても楽しくないと感じやすくなるため、楽しいはずのデートが盛り上がらなくなります。
次第に屋外でのデートが減り、彼氏・彼女のどちらかの部屋で1日をだらだらと過ごすだけになるケースもあるでしょう。
しかし、家デートばかりになると、さらにマンネリ化が進み、倦怠期が加速するかもしれません。デートが盛り上がらないと感じたら、倦怠期を疑ってみても良いかもしれません。
特徴6: あなたへの関心が薄れる
倦怠期に入ると、恋人への関心が薄れる傾向にあります。会話が弾みにくく、話しかけてもそっけない反応が返ってくることが増えたら、彼氏は倦怠期に入っているのかもしれません。
あなたに対する関心が薄れれば、、彼氏があなた自身の生活や日常についてたずねたり、話しかけたりすることも減るでしょう。会話だけでなく、ドアを開けてくれたり、体調が悪いときに心配してくれたりなど、ちょっとした気遣いも減ります。
特徴7:電話の回数が減った
連絡を取り合うことやデートの回数も少なくなれば、自然と電話など会話そのものが減っていくのが倦怠期に入った彼氏の特徴です。
電話をする時間を惜しんでいたり、恋人の声を聞くだけでイライラしたりするという理由で、電話を避ける傾向があります。「恋人の顔も見たくない、声も聞きたくない」という状態は、カップルとして危機的な状態です。
“倦怠期”と“冷めた”の違い
彼氏の気持ちが冷めてしまったのか、一時的な倦怠期なのか、迷うことがありますよね。倦怠期は、相手との関係に慣れて飽きてしまっている状態であることに対し、冷めている状態とは相手に対する関心がなくなることを指します。
それぞれの違いを見極められないと、誤った行動をとってしまうかもしれません。ここでは、”倦怠期”と”冷めた”の違いについて、以下2つのポイントを解説します。
ひとつずつ見ていきましょう。
違い1: 愛情があるか否か
倦怠期をむかえた彼氏の言動は、あなたからすると「冷たい……」と思うでしょう。しかし、冷たく感じたとしても、恋愛感情自体が冷めているわけではないかもしれません。「めんどくさい」「なんか飽きた」と思いつつも好きな気持ちが残っていることがあります。
冷たいと感じるなかにも、愛を感じるのなら倦怠期といえるでしょう。たとえば嫉妬心を感じるなら、あなたへの愛情が残っていると考えられ、倦怠期といえます。しかし、愛情を感じられないどころか、避けられているようであれば、彼氏の気持ちが冷めているのかもしれません。
違い2:期間が長いか否か
倦怠期は一時的なもので、通常数ヶ月経過をすれば元に戻ります。しかし、彼氏の気持ちが冷めてしまっていたら、元に戻るのは難しいでしょう。
あまりにも長く倦怠期が続くようであれば、それはすでに倦怠期ではなく、彼氏の気持ちが冷めている可能性があります。ただし、個人の性格も影響するため、彼氏が冷めてしまったと早とちりして決めつけるのはNGです。、現在の彼氏の態度と、倦怠期前の態度を比較してみましょう。
彼氏だけが倦怠期に入る原因
付き合ったばかりの頃のようなときめきや刺激がなくなり、彼氏が倦怠期をむかえてしまったら不安に感じることが多いでしょう。ここでは、彼氏だけが倦怠期に入る8つの原因について解説します。
- 関係に慣れてしまったから
- 恋愛どころではないほど余裕がないから
- 短所を知ってしまったから
- ドキドキしないから
- 彼女の愛情が重すぎるから
- 彼女に女性としての恥じらいがないから
- もともと淡白な性格だから
- 何もかもつまらないから
彼氏の態度がおかしいと感じたら、まずは原因を知ることが大切です。ひとつずつ詳しく解説します。
原因1:関係に慣れてしまったから
どのようなカップルでも、はじめは好きで付き合いはじめます。しかし、一緒にいる時間が長くなれば、彼女へのときめきはなくなり、2人の関係に慣れていきます。
恋人に慣れるタイミングは人それぞれです。彼氏の様子が以前と違うと感じるなら、先に彼氏が倦怠期に入ってしまったのでしょう。とくに、ワンパターンのデートやエッチをしているカップルに多く見られ、マンネリが原因と考えられます。
原因2:恋愛どころではないほど余裕がないから
彼氏がそっけない、冷たいと感じるときには、彼氏が恋愛以外に集中したいことがあるのかもしれません。このような状態の彼氏に求めすぎてしまうと、倦怠期に入りやすくなります。
交際期間が長くなり関係性が落ち着くと、趣味や仕事など、ほかのことに没頭したい時期なのかもしれません。たとえば、仕事が忙しかったりトラブルがあったりすれば、恋愛どころではなくなるでしょう。彼氏にも自分の生活があります。恋愛を最優先にできないこともあるでしょう。
原因3:短所を知ってしまったから
付き合う前は、好きな人のよい部分にしか目が向かないものですが、実際に付き合いはじめると、今まで知らなかった嫌な部分が見えるようになります。
誰にでも長所もあれば短所もあり、恋人の新たに知った部分が必ずしも魅力的なこととは限らないでしょう。彼女の短所を知ってしまうと、気持ちが萎えてしまう男性は少なくありません。
彼女のズボラな性格やお金の使い方、男性関係、価値観など、彼氏にとって受け入れられない部分があったために、倦怠期の原因になることがあります。
原因4:ドキドキしないから
恋人にドキドキしなくなったら、それは倦怠期のサインかもしれません。とくに交際期間が長いカップルは、恋人の見た目や内面に慣れや飽きを感じやすく「彼氏・彼女にときめかない...もう好きではないのかな?」と思う傾向があります。
もちろん交際期間が短くても、だらしない姿を見せていたり、体型が変わってしまったり、魅力がなくなった姿を見ていれば、恋人にドキドキすることはなくなるでしょう。彼氏が倦怠期で悩んでいる方は、自分自身を見つめ直すべきかもしれません。
原因5:彼女の愛情が重すぎるから
彼女の愛情が重く負担に感じると、倦怠期に入りやすくなります。彼氏との予定を優先しすぎたり尽くしすぎたりすると、愛情が重く感じられ、めんどくさいと思ってしまうケースです。次第に一緒にいるのが嫌になり、倦怠期に入ります。
とくに、嫉妬したり束縛したりする彼女には、うんざりしてしまうでしょう。最初は彼氏の熱烈なアピールで付き合いはじめたとしても、次第に女性の恋愛感情が高まっていき、彼氏よりも思いが強くなることがよくあります。しかし、どれだけ思いが強くても、それを彼氏に押しつけてしまうことで彼氏が負担に感じ、倦怠期に陥ってしまうのです。
原因6:彼女に女性としての恥じらいがないから
彼女に女性としての恥じらいを感じられなくなると、倦怠期に陥りやすくなります。付き合いが長くなると、素の自分を見せることも当然増えるでしょう。しかし、彼氏の前で平気で着替えたり、すっぴんでいることが増えたりすることで、彼女を女性として見られなくなります。
彼氏の前でいつまでも猫をかぶっている必要はありませんが、あまりに素の部分が見えすぎていると、次第にドキドキする気持ちがなくなってくるでしょう。とくに、彼氏の前で平気でゲップをしたり、裸でうろうろしたりするのはNGです。
自分を男として見ていないと思い、彼女に対する気持ちも薄れていき、倦怠期に入りやすくなります。
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原因7:もともと淡白な性格だから
彼氏の態度がそっけないと感じたり、冷たいと感じて不安になったりすることがあるかもしれませんが、もしかしたら彼氏の性格がもともと淡白なのかもしれません。淡白な性格の男性は、メールの返信が遅かったり、自分から連絡を取らなかったりする傾向があります。
彼女と頻繁に会わなくても平気な男性も多く、彼女との時間よりも自分の時間を優先することも少なくありません。付き合いたての頃と比べて態度が変わったと感じているなら、最初は彼氏なりに頑張って彼女のペースに合わせていたのでしょう。
彼氏の性格がもともと淡白な場合は、とくに意識しているわけでなくてもそっけない態度を取りやすい傾向にあります。
原因8:何もかもつまらないから
これまでに紹介した倦怠期に入る7つの原因は、いずれもきっかけがあります。しかし、これといった理由はなく、何もかもつまらないと感じている場合は、恋愛を楽しむことができません。
仕事にやりがいを感じることも、友達や趣味の時間を楽しむこともなく、ただ変わり映えしない毎日を延々と繰り返しているだけなのです。
ただ、それほど複雑な心境ではありません。単に気分がマンネリ化しているだけであり、新鮮な雰囲気を取り入れるなど、夢中になれるものが見つかれば、倦怠期を乗り越えることができるでしょう。できるだけ彼氏を外に連れ出して、気分を変えてあげてみてください。
状況別!倦怠期の彼氏への接し方
彼氏だけ倦怠期になった場合は、どう接していいのか悩んでしまうでしょう。接し方を間違えれば、余計に彼氏の気持ちが離れていき、別れを招く恐れがあります。
ここでは、以下の5つの状況に分けて、倦怠期の彼氏とうまく付き合っていくための上手な接し方を見てみましょう。
- 付き合ったばかり
- 付き合って3ヶ月
- 付き合って半年
- 付き合って1年以上
- 遠距離恋愛
- 同棲をしている
- 中学生や高校生
自分の状況に当てはまるところを、ぜひ参考にしてみてください。
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接し方1:付き合ったばかり
カップルの付き合いはじめは、今後の付き合い方が決定づけられる大事な時期です。倦怠期の彼氏のペースに合わせてしまえば、その後あなたが楽しいと思えない関係になってしまうでしょう。
「気持ちが冷めたのかな?」と不安に感じるかもしれませんが、だからといって彼氏のペースに合わせる必要はないため、積極的にLINEを送ったり定期的にデートに誘ったりして、あなたが自分の理想とする関係を築いていってください。
接し方2:付き合って3ヶ月
「倦怠期は3ヶ月周期で訪れる」と聞いたことがありませんか?実際に、多くのカップルに訪れる最初の倦怠期は、付き合って3ヶ月目といわれています。
付き合って3ヶ月目は、恋人への高揚感が落ち着きはじめる時期であり、嫌な部分が目につき、恋人と過ごす時間をめんどうに感じやすいです。
今後の2人の関係が大きく変わる重要な時期ではありますが、だからといって倦怠期中の彼氏への接し方を変える必要はありません。あなたも彼氏との関係を冷静に見つめ直して、お互いにとってベストな付き合い方をしていきましょう。
つかず離れずの絶妙な距離感を保って、倦怠期中の彼氏とうまく付き合ってみてください。
接し方3:付き合って半年
付き合って半年のカップルは、2人の関係に慣れや飽きを感じやすいことから、倦怠期や別れを招きやすい時期です。
彼女の容姿に見慣れてしまったり、ワンパターンな付き合いに飽きてしまったりすることで、彼氏が倦怠期に入っている可能性があります。イメチェンをしたり、彼氏と共通の趣味を持ったりと、新鮮な雰囲気を取り入れた付き合いを目指しましょう。
付き合って半年の倦怠期を乗り越えられると、彼氏との関係が長続きするはずです。
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接し方4:付き合って1年以上
付き合って1年以上の彼氏が倦怠期に入った場合は、きちんと話し合う機会を設けて、彼氏が不満を抱えている原因や、今後の2人の関係について、お互いの気持ちを伝えあいましょう。
この先彼氏が変わってくれるかどうかは、あなたの幸せに直結する問題であり、結婚も視野にいれていた場合はなおさらです。
もし彼氏の考えに納得できず、彼氏に変わる気がないとの判断になるならば、残念ながらこの先付き合い続けても、あなたが人生の時間を無駄にするだけになるかもしれません。場合によっては婚期を逃しかねないでしょう。
できることなら彼氏との別れは避けたいですが、真剣に自分の将来について考えるタイミングともいえます。
接し方5:遠距離恋愛
遠距離恋愛の彼氏の場合は、コミュニケーションの取り方を変えてみましょう。
電話やLINEで連絡を取り合っていることが多いと思いますが、お互いの顔が直接見られるテレビ電話機能を使うことで、あなたのことを近くに感じてもらえるはずです。
また、コミュニケーションの取り方に加えて、連絡を送るタイミングを変えることによって、遠距離の彼氏に駆け引きができます。
「どうしたんだろう?なにをしているんだろう?」と彼氏に意識をさせることに成功すれば、倦怠期から抜け出してくれるはずです。
接し方6:同棲をしている
同棲をしている彼氏が倦怠期に入ったときは、自分の生活リズムを変えて過ごしてみてください。帰宅時間を遅くしてみたり、友達と飲みに行く時間を増やしてみたりすることで、彼氏に気にかけてもらえるでしょう。
そもそも同棲中のカップルは、毎日顔を合わせるうえに、お互いの生活リズムや習慣まで詳しく把握しているからこそ、気持ちがマンネリ化しやすい傾向にあります。
新たに彼氏の知らない一面を作って、興味や関心を抱いてもらってみてください。
接し方7:中学生や高校生
中学生や高校生のカップルでも倦怠期は訪れます。恋愛経験が少なく、倦怠期の乗り越える方について知らないことも多いため、自分たちだけで対処をすることは難しいかもしれません。
また、年齢が若いからこそ気持ちの切り替えも早く、簡単に別れを決断しやすい傾向があります。
ただ、若い学生カップルには、友達という武器があるのが特徴です。自分たちだけで対処ができなければ、グループ交際をはじめたり、友達カップルとWデートをしてみたりと、付き合い方に変化を取り入れてみましょう。
彼氏との関係に友達を交えることによって、あなたとの関係に向き合ってくれるはずです。
彼氏だけが倦怠期に入ってもしてはいけないこと
彼氏の態度が付き合いたての頃に比べて変わったと感じれば、誰でも不安を覚えるでしょう。しかし、焦って感情的になったり、自暴自棄になったりするのはおすすめできません。倦怠期に入った彼氏との関係が余計にこじれてしまう可能性があるため注意が必要です。
ここでは、彼氏だけが倦怠期に入った場合に、してはいけない行為を7つ紹介します。
- 辛くなって別れ話をする
- イライラをぶつける
- 彼氏にそっけない態度をとる
- 彼氏を問い詰める
- 無理やり会おうとする
- 彼氏の浮気を疑う
- 自分が浮気をする
彼氏に少しでも早く倦怠期から抜け出してもらえるよう、ひとつずつ確認していきましょう。
辛くなって別れ話をする
彼氏だけが倦怠期になった場合は、気持ちの温度差を感じて不安になってしまうでしょう。たしかに、倦怠期を乗り越えることは簡単ではありませんが、いつかは抜け出せる時期が訪れます。
「頑張っているのに彼氏との関係が改善されなくて辛い...」と思っても、決して別れ話をせず、さまざまな方法を試して倦怠期中の彼氏と向き合ってください。
もし、一言でも別れ話をしてしまえば、すぐに受け入れられてしまうでしょう。
イライラをぶつける
彼氏だけ倦怠期だからこそ「何がそんなに気に入らないの?」「私が悪いみたいに言うけれど自分はどうなの?」と、イライラしてしまうことがあります。
2人の気持ちに温度差があれば、お互いの考えを理解することができなくて当然ですが、いくら納得できなくても、彼氏の気持ちが冷めつつある状況には変わりありません。
イライラした感情をそのまま彼氏にぶつければ、余計に彼氏の気持ちが冷めたり、喧嘩をしたことで別れに発展したりする恐れがあります。
これからも彼氏との関係を続けていきたいのであれば、気持ちを落ち着かせたうえで、適切な対処をしていきましょう。
彼氏にそっけない態度をとる
彼氏の態度に不満を感じ、仕返ししたい気持ちになるかもしれません。彼氏の態度がそっけないからといって、自分も彼氏を無視したり、冷たい態度をとったりするのはやめましょう。
たとえば、わざとLINEの返事を遅らせ、興味のないフリをしてデートを断るのはおすすめできません。彼氏との距離が余計に遠くなり、関係がさらにこじれてしまう可能性があります。
彼氏に子どもっぽい印象を与える可能性もあるだけでなく、逆に「冷めてしまったのかな」と彼氏を不安にさせてしまうこともあるでしょう。
できるだけ早く彼氏に倦怠期から抜け出してもらうには、適度な距離感を保ちつつ、いつでも受け入れる体制をととのえておくことが大切です。
彼氏を問い詰める
彼氏だけが倦怠期に入ったことで不安になり、感情的に彼氏を問い詰めるのはやめましょう。倦怠期は、彼女のことを嫌いになったわけではなく、慣れから一時的に飽きてしまっている状態がほとんどです。
「何を考えているの?」「ほかに好きな人がいるの?」などと詰め寄るほど、彼氏はうんざりしてしまうでしょう。メールに対する返信や態度がそっけなかったとしても、しつこく連絡するのも同様に彼氏をうんざりさせてしまいます。
また、「私のことが好きなの?」と、自分への気持ちを無理に確かめるようなこともNGです。倦怠期に入った彼氏はますますめんどくさいと感じ、負担になります。感情的になることで、けんかに発展する可能性もあり、一時的な倦怠期ではなく、本当に嫌われてしまうかもしれません。
無理やり会おうとする
「会えば彼氏の気持ちが戻るかも」と、無理に会おうとしたり、連絡の頻度を増やしたりするのはやめましょう。倦怠期に入っている彼氏は、一時的なものにしろ、あなたに飽きてしまっている状態です。
無理に会おうとしたり、しつこく連絡したりすることは、彼氏にとってはめんどくさいこと以外のなにものでもありません。彼氏の気持ちが冷めつつある場合には、かえって負担に感じてしまうでしょう。
倦怠期の彼氏には、冷静になって考える時間と環境が必要です。頻繁に会ったり連絡を取ったりするのは逆効果なだけでなく、あなたへの気持ちを取り戻す心の余裕もなくなってしまうでしょう。
彼氏の浮気を疑う
倦怠期に入った彼氏の態度があまりにもそっけなく冷たいと、浮気を疑ってしまうかもしれません。倦怠期は恋人との関係に喜びを感じにくく、ほかの人に目が移りやすい時期です。だからといって、彼氏の浮気を疑うのはやめましょう。
倦怠期に入っているからといって、あなたを嫌いになったわけではないはずです。交際期間が長くなるにつれて、気持ちが落ち着いているだけかもしれません。うしろめたいことが何もないのに浮気を疑われると、彼氏はストレスを感じてしまいます。しつこく詰め寄れば、彼氏の気持ちが本当に冷めてしまうかもしれません。
自分が浮気をする
彼氏が倦怠期に入っていることで、さびしさを埋めるために浮気に走るのはNGです。倦怠期には恋人との時間に喜びを感じにくいことから、男女ともに浮気しやすい時期ではあります。しかし、一時の感情でほかの男性に走ってもむなしくなるだけでしょう。
もしも彼氏に浮気がばれてしまった場合には、関係の修復が難しくなり、後悔するかもしれません。浮気は相手を傷つけることになるため、自分がされて悲しいことは相手にもしないようにしましょう。
彼氏との倦怠期を乗り越える方法
倦怠期をむかえている彼氏には、倦怠期を早く抜け出してほしいと願うでしょう。いつまでも耐えている状態では、あなたも辛いことでしょう。ここでは、彼氏との倦怠期を乗り越える方法を、7つ紹介します。
- 自分のことを振り返る
- 新しいことを始める
- サプライズやプレゼントをする
- 自分磨きをして振り向かせる
- イメチェンをする
- 待つ姿勢でいる
- 重くない内容の手紙を書く
少々忍耐が必要かもしれませんが、ぜひ試してみてください。ひとつずつ見ていきましょう。
彼氏は倦怠期?連絡が減った理由と対処法とは…
乗り越える方法1:自分のことを振り返る
彼氏だけが倦怠期に入ったからこそ、彼氏の気持ちや考えに意識を向ける人が多いと思いますが、彼氏が倦怠期に入った理由は、あなたに不満や問題を感じたからなのです。
あなたとの関係に慣れてしまったのか、あなたに魅力を感じなくなったのか、いずれにしても自分を振り返って変わっていかなければいけません。
お互いに気持ちを伝えあって、彼氏が倦怠期に入った原因を明確にしましょう。
乗り越える方法2:新しいことをはじめる
倦怠期(=マンネリ)は、お互いの関係に慣れや飽きを感じている状態であり、これまで通りの付き合い方や接し方をしていても、倦怠期を乗り越えることはできないでしょう。
倦怠期を乗り越えるうえで大切なことは、新しいことをはじめるなど、2人の間に新しい雰囲気を取り入れることです。
付き合い方全体はもちろんですが、デートの内容・連絡の仕方・セックスの内容 など、あらゆる面で新しいことを取り入れてみてください。
乗り越える方法3:サプライズやプレゼントをする
新しいことはじめれば新鮮な気分になれますが、アッと驚くことをすれば、彼氏のマンネリした気分を変えることができるでしょう。
たとえば、彼氏が欲しがっていた物をプレゼントしてみたり、彼氏の誕生日に盛大なパーティーを開催したりと、サプライズや彼氏の予想を超えた行動によって、あなたとの関係を前向きに考え直してくれるはずです。
「ここまで自分のことを考えてくれているんだ」と、印象よく思ってもらえれば、きっと倦怠期から抜け出すことができるでしょう。
乗り越える方法4:自分磨きをして振り向かせる
倦怠期中の彼氏は、あなたへの気持ちが冷めつつある状態でもあります。あなたが変わらなければ、彼氏の気持ちを取り戻すことが難しくなり、最悪の場合は、別れることになるでしょう。
自分を変えるためには、自分磨きをするのが1番の得策であり、見た目・内面を磨けば、きっと彼氏を振り向かせることができるはずです。
ダイエットやおしゃれはもちろんですが、料理を覚えて家庭的な彼女を目指すなど、どんどん自分の魅力を磨いていきましょう。
乗り越える方法5:イメチェンをする
先ほど、彼氏の倦怠期を乗り越える方法のひとつとして、【新しいことをはじめる】を紹介しましたが、あなたがイメチェンをして変わることも、同じ意味があります。
ロングヘアからショートカットに変身をしてみたり、ファッションやメイクの系統を変えてみたりと、イメチェンをすれば、彼氏を新鮮な気持ちにさせることができるでしょう。
とくに、彼氏好みの女性にイメチェンをすれば、より気持ちを取り戻すことができるはずです。
乗り越える方法6:待つ姿勢でいる
自分磨きをしたりサプライズをしたりと、なにか行動を起こすことは、彼氏との倦怠期を乗り越える効果があります。しかし、ときには待つことも大切です。
へたに動けば、かえって彼氏の重荷になる場合があり、気持ちを取り戻すどころか別れを招いてしまうかもしれません。彼氏の気持ちや考えを見極められるまで、ジッと待ち続けてみましょう。
乗り越える方法7:重くない内容の手紙を書く
彼氏と付き合っていくうえで、コミュニケーションは欠かすことができません。普段は、彼氏と直接おしゃべりをしたり、電話やLINEでやり取りをしたりしていると思いますが、たまには手紙を書いてみてください 。
もちろん重い内容の手紙はNGです。仕事・趣味・友達に関する他愛のない内容の手紙であっても、手書きの文字には気持ちがこもるため、彼氏を振り向かせる効果があります。また、手紙の最後に「大好きだよ」の一言を付け加えれば、よりあなたへの愛情を取り戻してくれるでしょう。
なかなか手紙を書かない時代だからこそ、あえて手紙という方法でコミュニケーションを取ってみてください。
倦怠期はどのくらいの期間で終わるの?
たとえ彼氏だけ倦怠期であろうと、いつまでもギクシャクした関係が続くのは避けたいですよね。一般的に、1ヶ月~半年ほどは倦怠期が続くといわれていますが、人それぞれ倦怠期になる原因が異なるため、いつ終わるかも人によって違います。
もちろん、一般的な倦怠期の期間以上に長期間におよぶ可能性もあるでしょう。ただ、終わらない倦怠期はありません。倦怠期の期間は悩みや不安が絶えないと思いますが、2人の関係を見つめ直して、ラブラブなカップルに戻りましょう。
彼氏だけが倦怠期に入り振られてしまったときの対処法
彼氏だけが倦怠期だからこそ「振られないかな...」と心配になるでしょう。残念なことに、倦怠期から別れるケースはよくあります。
しかし、倦怠期で別れても復縁をするカップルは多いです。そこで今度は、もし倦怠期で彼氏に振られたしまったときの対処法を見てみましょう。
1:別れたくないと伝える
倦怠期で彼氏に振られた場合は、きちんと別れたくない思いを伝えましょう 。別れたくない気持ちを伝えることによって、彼氏の気持ちを考え直させる ことができるかもしれません。
未練がましく聞こえるかもしれませんが、一度は別れたくない気持ちを正直に伝えておくことが大切です。
2:いったん距離を置く
どのような理由であれ、彼氏に振られたあとはいったん距離を置きましょう。彼氏に会わないことはもちろんですが、連絡をすることもNGです。
距離を置いている間に彼氏の気持ちは落ち着くため、冷静にあなたと別れたことについて考えてくれるでしょう。
そもそも復縁の成功には、いかにして彼氏に自分のことを考えさせられるかが鍵となります。
彼氏からのアクションを待つ間に、別れた原因の解決や、自分磨きをして魅力的な女性になっておきましょう。
まとめ
彼氏が倦怠期に入っても、焦って感情的になるのは禁物です。今回紹介したように、倦怠期を乗り越えるためにはさまざまな方法があります。彼氏だけが倦怠期になっているときこそ、やってはいけない行動を避け、冷静に対処しましょう。
倦怠期は辛く長い時間に感じるかもしれません。しかし、倦怠期の終わりは必ず来ます。まずは自分にできることをやりながら、彼氏の気持ちを取り戻しましょう。