ルーン文字と占いの歴史
北欧の古代文字であったルーン。元々は占いや呪術のような目的ではなく、日常的な文字として使用されていました。
しかし、現代では見た目や一文字一文字に宿る力に注目されているようで、占いや護符のイメージが強いです。
最近は「ハリーポッター」や「アナと雪の女王」など有名な映画にも登場し、東洋の梵字のような魔力の宿る存在として、じわじわ有名になってきているように感じます。
ルーン占いはどんな事を占える?
ルーン占いは、占いの種類としては、タロットや易と同じく「卜術」(ぼくじゅつ)に所属します。
生年月日や血液型のような特定の情報に基づくことなく、偶然引いたカードなどの結果からその質問の答えを導きます。
恋愛、仕事、基本的に何でも占えますが、具体的な時期を占うのにはあまり向いていないかもしれません。
占い方は?
ルーンを使って占う場合、以下のような占い方があります。
・キャスティング
両手にルーンのチップ(木の板)を持ち、下に落とす方法です。落としたときのルーンチップの広がり方やどんなルーンが出ているかで占います。
・スプレッド
袋の中などにルーンの入ったストーンやチップを入れて取り出す、あるいはルーン文字のカードを引いて占います。この際、引く数は特に決まっていませんが、基本は一問一答。出たルーンを見て判断しましょう。
※キャスティングという素朴な占い方は正にルーンならではです。日本でも、「あーした天気になーれ」と言いながら履いていた下駄を放り投げるものがありますが、これもキャスティングの一種。
ただ、キャスティングは直観力なども要求されますので、ある程度リーディングが
出来るようになった上級者向きの占い方と言えます。
スプレッドならば初心者でも意味を調べながらでも占えますよ。
ルーンの種類
ルーンのアルファベットのことをフサルクと呼びます。
文字数にはいくつかバリエーションがあるのですが、ルーン占いの書籍や説明しているインターネットサイトを確認すると、以下の24文字が一般的なようです。
※余談ですが、私はルーンを33文字で習い、現在はそれを使用して占っています。文字数の多い少ないは関係ありません。納得する占い結果を出せるならば。
まとめ
以上、ルーン文字と占いについて簡単にご説明してきましたが、いかがでしょう?ルーンの画像を見て、改めて素朴ながらも不思議な魅力がある文字と感じます。
皆さんもご興味が沸いたらうれしいです。
参考までに私がルーン占いの解釈をする際に参考にしているサイトがありますので、ご紹介しておきますね。
すでにスピリチュアルの世界からは引退されてしまった方ですが、以下のサイトと書籍は私のルーンのバイブルとなっています。とても分かりやすく、切り口鋭い文章で、読んでいて気持ちがいいです。
ルーン魔女KAZのWeb
この記事を書いた占い師
タロティスト Luna
IT系サポートエンジニアから占い師に転身。
ルーン、タロット、手相、数秘術、ルノルマンカードなど幅広い占術を使用。
現在の活動
・占いアプリアルカナ
・「セレスの館」新百合ヶ丘OPA店、横浜みなとみらいランドマークプラザ店にて対面鑑定実施中
・個人鑑定実施中