タロットカードの意味を理解したい!
タロットカードには、大アルカナと小アルカナを合わせて78枚のカードがあります。
タロット占いをしたいときは、それぞれのカードの意味を理解することが大切です。
また、占い師に鑑定してもらうときにタロットカードの意味を知ることで、より鑑定内容を理解できるようになります。
「世界」が出てきた!その意味とは?
タロットカードの大アルカナは0番から21番まで22枚あり、その最後のカードである「21番 世界」はタロットカードのなかでもっともいい意味をあらわすカードとされています。
世界の図面は、悟りを得て完成された女性が恍惚の表情を浮かべてダンスをしている様子と、それを見守る四大元素をあらわす天使が描かれています。
世界は成功・完成・願望成就・目的達成を意味していて、ひとつの物語が完結することをあらわしています。
しかし、「完結してしまうためそれ以上は望めない」という意味をもつことがあります。
タロットカードは占う内容はほかのカードとの関係により、解釈方法が変わってきます。
そのため、世界のカードだけですべてを判断せず、総合的にリーディングすることが大切です。
「世界」の正位置の意味
【世界の正位置の意味1】最高の好運度
タロットカードの世界の正位置には、最高の幸運度をもっていることを意味しています。
そのため、やるかやらないか悩んでいるときは、思い切って行動することでいい結果を引き寄せることができます。
また、さまざまな状況があなたにとって好転をもたらし、望んでいる結果を手にすることができることを意味しています。
【世界の正位置の意味2】完璧な恋愛ができる
恋愛について鑑定しているときに世界の正位置が出現したときは、完璧な恋愛ができることを意味しています。
もし片思いをしているときであれば、告白が成功する可能性が高いです。
また、付き合っている相手と結婚を考えているときは、素敵な結婚というゴールにたどり着けることを意味しています。
【世界の正位置の意味3】仕事を完遂できる
仕事の悩みについて鑑定しているときに世界の正位置が出現した場合は、いまの仕事を見事に完遂できることをあらわしています。
たとえ成功する確率が低そうな難しいプロジェクトだったとしても、事態が好転してうまくいく可能性が高いです。
「世界」の逆位置の意味
【世界の逆位置の意味1】中途半端な結果になる
タロットカードには正位置と逆位置があり、正位置のときは最高の運勢をあらわす世界ですが逆位置になると意味が変わってきます。
世界の逆位置の意味として、中途半端な結果になることがあげられます。
向き合っているものすべてが中途半端なまま停滞して、悲観的で消極的になってしまうことがあります。
また、願望が成就する一歩手前で停滞してしまい、喪失感を感じることがあります。
【世界の逆位置の意味2】積み重ねたものが崩壊する
世界の逆位置には、積み重ねたものが崩壊するという意味があります。
コツコツ進めてきたものが白紙になってしまい、辛い思いをすることが少なくありません。
【世界の逆位置の意味3】マンネリの状態になる
恋愛のことを占っているときにタロットカードの世界の逆位置が出現したときは、カップルの関係がマンネリ化することを意味しています。
おたがいの関係がいま以上に進展することがなくなり、「このまま付き合っていていいのだろうか」と不安になってしまいます。
また、結婚を考えていたとしても話が進展せずに辛い思いをすることがあります。
気をつけることや対策とは?
タロット占いで世界の正位置が出現したときは、幸運が巡ってきたり成功を手にできる可能性が高いです。
しかし、チャンスをしっかりつかまないとうまくいかないことがあります。
また、世界の逆位置が出たとしても、うまく対策することで状況を打開できることがあります。
タロット占いをしたときは、しっかりリーディングをして適切な行動をすることでうまくいくことが多いです。