おまじないと占いの違いとは?
分からない言葉があるときは、辞書を引くのが一番です。というわけで、どちらもgoo辞書で調べてみましょう。まずは、『おまじない』から違いを見ていきましょう。
神仏その他不可思議なものの威力を借りて、災いや病気などを起こしたり、また除いたりする術。
こう説明されると、ちょっと物騒に思う方もいらっしゃるかもしれませんね。では、次に『占い』はどういう説明なのでしょうか。
人の運勢、物事の吉凶、将来の成り行きを判断・予言すること。
二つの違いが分かりましたでしょうか?つまり、おまじないというのは、何らかの効果を期待するために行うことです。一方、占いというのは、何らかの結果を見るためにすることです。
たとえば、片思いの恋をしており、成就を願っていたとします。成就するためのパワーがほしいときは、おまじないを使います。成就するために自分に何が必要なのか、相手はどんな気持ちなのか知りたいときは、占いを使います。
願いごとを叶える力を持つのは、おまじないです。占いは、鑑定してもそれだけで状況が変わるものではありません。逆に言えば、良くも悪くも何らかの影響をもたらすのがおまじないで、占いは、自分が行動しなければ、特に影響は出ないのです。
さらに、おまじないは、漢字で書くと『御呪い』『呪い』という字は、『のろい』と読む方が多いのではないでしょうか。のろいとおまじないは、基本的には同じことです。ただし、のろいは、悪いことをもたらす前提で、おまじないは、良いことをもたらすものも含んでおります。
おまじないとは? - こんな人にぴったり
何か願いごとや大変なことがあり、自分一人では無理だと感じて、ワラにもすがりたい人には、おまじないに頼るのがいいでしょう。恋のおまじないは数多く存在します。
占いの場合、本格的に占おうとしたらお金を払って占い師さんに見てもらう必要がありますが、おまじないは、必ずしもお金がかかるとは限りません。
自分で簡単にできるおまじないがほとんどです。ただ、満月だったりとおまじないによって条件がことなるので、手間がかかります。
こんな人にぴったり
- 恋を叶えたい
- パワーが欲しい
- 願いごとを叶えたい
- 大変なことがあって、助けて欲しい
いろいろなおまじないがあります!
占いとは? - こんな人にぴったり
自分では把握しきれない過去、現在、未来を知りたい人は、占いに頼るのがいいでしょう。また、おまじないは、自分で動かなくてはなりません。面倒くさいと感じる方もいらっしゃるでしょう。そういう方も、占いの方がおすすめです。
ただし、プロの占い師さんに占ってもらおうとした場合、決して安くないお金がかかります。そこの敷居は、もしかしたらおまじないより高いかもしれません。
こんな人にぴったり
- あの人の気持ちが知りたい。
- 恋人とこの先うまくやっていけるか不安
- 未来の自分が知りたい
- 運気の流れが知りたい
- 自分の前世が気になる
- 自分の持っている本当の力を知りたい
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おまじないや占いの効果をUPさせる方法
おまじないは、とにかく信じて、最後まできちんとやり通すことが大切です。また、強いおまじないであるほど、複雑であったり、副作用がある場合もあります。やり方を間違えないように気をつけましょう。
占いは、当たるも八卦(はっけ)当たらぬも八卦と言われているように、必ず当たる・当たっているとは限りません。悪い結果がでたからと怯えて何もできなくなってしまっては意味がありません。解決策も一緒に聞くようにしましょう。
占いとおまじないの違いをしっかり理解して、適切な方を選びましょう。
最後に
占いとおまじないの違いをご紹介しましたがいかがでしょうか?
人ならざるもののパワーに頼って状況を変えたいときは、おまじない。おまじないは、自分の力だけでは不安なとき、どうにもできないときに効果的です。
占いは、面倒くさいことが嫌いな方、あくまで自分の力で状況を変えたい方に効果的です。そのときの状況を教えてくれるので、どう行動すればいいのかが自ずと導き出されます。
ただし、どちらか一方を使うと、もう一方は使えないとか、そういうことはありません。
例えば、占いで自分の状況を知った上で、おまじないで背中を押してもらうとか…。そういう風に使い分けることも可能です。必要に応じてうまく使い分けて、あなたの日常をほんの少し豊かにしてみてくださいね。