スピード婚の離婚率ってどのくらい?
出会ってからすぐ、あるいは短期間の交際で結婚にいたる場合はスピード婚と呼ばれます。
そんなスピード婚ですが離婚率が気になるところ。
そこで、結婚関係に詳しいマイナビウーマンを引用させていただきました。アメリカにおける研究結果が出ています。
具体的には、3年間以上の交際を経て婚約したカップルは、交際期間1年未満で婚約したカップルと比べて、離婚する確率が39%低く、1~2年以上の交際を経て婚約したカップルは、交際期間1年未満で婚約したカップルと比べて、離婚する確率が20%低いという研究結果が出ています。つまり、交際期間が短いほど離婚率も高くなるということです。
この研究によれば、交際期間が短くなればなるほど離婚率が高くなるという結果です。アメリカでの研究結果ですので日本にそのまま当てはまるとは限りませんが、参考にはなるでしょう。
スピード婚で失敗した人の体験談
ここで、スピード婚で失敗した人の体験談をご紹介します。決して珍しい例ではありません。スピード婚で失敗する典型的なパターンと言えます。
結婚をしたいと焦っていたAさんは婚活パーティーで知り合ったBさんという男性と交際を始めました。Aさんが結婚に焦っていたのは年齢のことが大きかったです。子供が欲しかったAさんとしては、婚期が遅れていることが何よりも気になっていました。
Bさんは必ずしも好みのタイプではありませんでしたが、大企業勤務なので安定した生活ができそうなのが魅力でした。BさんはAさんのことを気に入り、交際を始めてすぐにプロポーズしてきました。Aさんとしては結婚に焦っているとはいえ、まだまだBさんのことを知らないので迷いはありましたが、そのプロポーズを受けました。
知り合ってわずか1ヵ月のスピード婚でした。その短期間ではBさんの欠点をよく見ないで結婚してしまったことになります。結婚してからが大変でした。
結婚前にはわからなかった問題が次々に出てきたからです。性格的な相性には出会った当初から疑問符がありましたが、その直感は悪い意味で当たってしまいました。
Bさんはかなり男尊女卑の思想の持ち主で、高圧な態度でAさんに接してくるのでストレスが溜まります。それに、結婚前にはわからなかったギャンブルでの借金がかなりあることも発覚しました。
Aさんは今、こんなはずではなかったと、Bさんとの結婚を後悔して悶々とした日々を送っています。Aさんはまだ子供がいない今、離婚すべきではないかと迷っています。
失敗をする理由
スピード婚で失敗する理由を考えると、やはり交際期間が短いことによる問題が目立ちます。
相手をよく知らないうちに結婚を決めてしまうことが後々、問題を引き起こします。
スピード婚が失敗しやすい理由は相手をよく見ないで結婚する人ほど熱しやすく冷めやすい傾向が強いからです。そこに、ここで逃したらと焦る気持ちが失敗をさらに招きます。
スピード婚で失敗しやすいカップルの特徴
スピード婚で失敗しているカップルの特徴は、お互いを誤解したまま結婚していることです。
スピード婚では交際期間が短いゆえに相手の欠点をろくに見ないで結婚してしまいます。それが後になって問題を引き起こします。
スピード婚で失敗しないための注意点
スピード婚で失敗しないための注意点を列挙してみましょう。スピード婚をするのであれば、少なくとも以下の5つの注意点が重要です。
注意点その① 金銭感覚
金銭感覚が合わないと結婚してから苦労します。奥さんが倹約家なのにダンナの方が浪費家だと大変なことになります。
金銭感覚はスピード婚の注意点の中でもとりわけ重要です。
注意点その② 家族計画
結婚後、子どもはいつ何人作るのかについてよく話し合っておかないと後になって失敗します。
スピード婚では必要なことをよく話し合わないで結婚に走ってしまいがちです。
注意点その③ 性格以外の相性
性格の相性が重要なのは当然ですが、それ以外にも食べ物の好み、性欲の問題など、わからないままスピード婚してしまうと失敗する危険が高いです。
性欲のレベルが違うと家庭不和や浮気の原因になります。
注意点その④ 職歴・離婚歴
注意点4つ目は職歴・離婚歴をしっかりみておくことです。
ひとつの仕事をずっと続けている人は今の世の中かえって珍しいですが、あまりにも仕事を転々としているような人とスピード婚するのは失敗する危険があります。
注意点その⑤ 他者に対する態度
本人の人となりを見るには、他人に対する態度を見ればかなりのところわかります。他人、それも弱い立場の人たちにどのように接するかを見れば、スピード婚して大丈夫な相手かがかなりのところわかります。
お店の店員・駅員・タクシーの運転手などに横柄な態度をとる人だとしたらすぐに離れてください。
そういう人はまずろくな人間ではありません。そんな人とスピード婚しようものなら苦労するのが目に見えています。
さいごに
一言でスピード婚と言ってもスピードの度合いはさまざまです。
たとえば、半年以上付き合っていればかなり相手を観察できるでしょう。しかし、それでも交際中にしっかりと確認すべきことを確認しないでいると後になって後悔することになりかねません。
自分のことは自己責任です。最後まで冷静な判断をして本当の幸せを掴んでくださいね。