「数秘術」とは一体なに?
数秘術とは、古代ユダヤで聖典を読み解く技術をもとに発展した秘術で、数字の意味を利用して個人の運命を解読する占いです。
生年月日から運命を割り出すので、人為的に変更することができず、大自然の理に沿った運命・才能・人生の目的などがわかるようです。
数秘術で占えることは?
その人の性格や考え方などがわかる
数秘術では、自分では気付かなかった魂の性質がわかるといわれています。
人生のなかで培われた後天的な性格ではなく、生まれもった本当の性質です。
たとえば、長女として責任感ある性格に育った人でも、魂の性質は自由人という場合があるのです。
人生の進むべき方向性がわかる
数秘術で自分の性質を把握すれば、いままで違和感を感じていた人などは、人生の進むべき道がみえるかもしれません。
考え方が変わることで、解けなかった問題が急に簡単に解決することがあるでしょう。
数秘術は、あなたの人生にヒントをくれるかもしれません。
数秘術を行うメリット・デメリット
メリット【持って生まれた才能や使命がわかる】
数秘術を利用すれば、自分が持って生まれた才能や使命に気付くことができるといわれています。
魂が持って生まれた特徴は、かならずしも自然に表面に出てくるものではないようです。
自分の本質に気付くことができれば、ストレスの少ない人生が送れるでしょう。
またスピリチュアル的には、自分が持って生まれた使命を果たさないと、運命の人との出会いが果たされないといわれています。
自分という魂の使命が一体何なのか、よく理解してしっかり意識しながら生きていけば、豊かな人生が待っているはずです。
デメリット【鵜吞みにすると人生の大切なものを失う】
数秘術は、あくまで指針であり1つの方向性です。
自分は楽観主義者だから、面白おかしく生きていればいいや、と安心するのは間違いです。
楽観主義者だからこそ、真面目に生きることを意識したり、他の人と上手に付き合う努力が必要となってきます。
また、いままで積み上げた自分の性格を無効にして、数秘術で出たまったくちがう性格を唐突に上書きしようとすると、周囲の人からの信用を失うおそれがあります。
もしいままでの自分とちがう性格が出た場合は、鵜吞みにせず、記憶の片隅に留めるといいようです。
数秘術のやり方について
誕生日から「誕生数」を算出する
数秘術では、西暦の生年月日の数字をすべて足すことで自分の誕生数を算出することができます。
たとえば、1999年9月29日であれば
1+9+9+9+9+2+9=48
4+8=12
1+2=3
となり、誕生数は「3」ということになります。
名前から「姓名数」を算出する
数秘術では、名前から自分の数字を算出することができます。
ゲマトリアという数字変換をすれば、名前のアルファベットを数字に置き換えることができますので、名字と名前の合計を別々に出して、1桁にしてから足すことで、姓名数が得られます。
アルファベット22文字を、A/I/Q/J/Yは「1」、B/K/Rは「2」、C/G/L/Sは「3」、D/M/Tは「4」、E/H/Nは「5」、U/V/W/Xは「6」、O/Zは「7」、F/Pは「8」といったように変換すると、佐藤太郎は
「SATO(3+1+4+7=15 1+5=6)」と「TARO(4+1+2+7=14 1+4=5)」
名字と名前を足すと6+5となり、合計は11となります。
基本数は9までですが、ゾロ目の場合はそこで計算をやめる特殊ルールがありますので、姓名数は「11」となります。
さっそく占ってみよう!
数秘術には、いろいろな方法がありますが、基本的には数字で占うシンプルな占いです。
生年月日や名前さえわかれば占うことができますので、気になる人との相性が知りたい場合は事前にチェックするといいかもしれません。