算命学の命式とは?
古代中国の学問として誕生した算命学は、東洋占術のなかでもとくに人気がある占術のひとつです。
算命学では生年月日から命式を求めて、その命式で特性・運命・運勢といったものを知ることができます。
命式を計算するためには学習が必要ですが、生年月日さえわかればネットを利用することで簡単に命式を出すことができます。
「算命学 命式」で検索して見つかったサイトで生年月日と性別を入力して、自分のことを鑑定してみましょう。
陽占(ようせん)ってなに?意味とは…
算命学の命式の陽占は、人体星図とよばれる縦3マス×横3マスの図で表されます。
このときに、左上のマスを除いた8マスに体の各部位が当てはまり、その人の思考・表面的な行動・年代ごとの運勢を読み取ることができます。
陽占の出し方について
陽占の出し方は?
算命学の命式の陽占を出すときは勉強が必要ですが、ネットを利用することで簡単に確認することができます。
このときに、左側にでるのが陰占で右側にでるのが陽占です(サイトによってデザインが違います)。
陽占の各マスごとに意味があり、それを読み取ることでその人がもつ運勢や表面的な性格がわかります。
【陽占の表の見方1】上段中央
陽線の表の上段中央は人体図の頭の部位で、親や上司といった目上の人に対して見せるその人の性質をあらわします。
こちらをチェックすることで、目上の人への接し方や交友関係についてわかります。
【陽占の表の見方2】上段右
陽線の右上は人体図では左肩を意味していて、子供のころや若年期の運命をあらわしています。
こちらをチェックすることで、子供のころの夢や運勢をあらわすだけではなく老年期の性格の一部になります。
また、才能や若年期の人間関係について鑑定することができます。
【陽占の表の見方3】中段左
中段左は人体図の右手をあらわしていて、配偶者との関係や家庭運についてあらわしています。
この部分をチェックすることで、家庭的な人かどうかや結婚に向いているかについて鑑定できます。
【陽占の表の見方4】中段中央
陽占の中段中央は人体図の胸をあらわしていて、本人の性格を意味しています。
人生観や価値観を形成する重要な場所で、その人の基本的な性格や考え方が鑑定できます。
【陽占の表の見方5】中段右
陽占の中段右は人体図の左手で、兄弟や友人との関係をあらわします。
利害関係のない同じ立場の相手との関係性を示しているため、その人の本音の付き合い方がわかります。
【陽占の表の見方6】下段左
陽占の下段左は人体図の右足で、晩年期の運勢をあらわしています。
人生のラストを迎える晩年期の人間性をあらわすほか、晩年期の交友関係がわかります。
【陽占の表の見方7】下段中央
陽占の下段中央は人体図の腹をあらわしていて、部下や子供との関係性を示しています。
自分より目下の相手とどう接するのかがわかるほか、適職や才能を鑑定できます。
【陽占の表の見方8】下段右
陽占の下段右は人体図の左足をあらわしていて、中年期の運気がわかります。
人生の目的や役割のほかに社会に対する意識を鑑定できるほか、人生の転機について鑑定することができます。
陰占(いんせん)との違いは?
算命学では、陽占のほかに陰占があります。
表向きの性格や人生の各時期における運勢がわかる陽占に対して、陰占はその人がもつ特性や本質がわかります。
陽占と陰占を総合的に鑑定することで、より詳しく占うことができます。
陽占では自分の思考や行動がわかる!
算命学の陽占では、表面的な性格や行動がわかります。
陽占と陰占をチェックすることで、自分自身の本質を鑑定できます。
ネットを利用することで簡単に鑑定できるので、興味がある方は確認しましょう。