「ルーン占い」とは一体なに?
【ルーン占いとは1】ルーンってなに?
ルーン占いにつかうルーン文字には古い歴史があり、古代の北欧が起源とされています。
紀元前100年ころに発祥したとされるルーン文字は、筆記文字として現代の文字と同じように使用されていたと考えられています。
当時の北欧には紙に筆記するという文化がなかったため、ルーン文字は石にナイフで刻まれていました。
そのため、石で刻みやすいように直線だけでデザインされていることが特徴です。
ルーンという言葉には「秘密」「謎」「知識」といった意味があり、呪術や魔除けに使われてきたとされています。
【ルーン占いとは2】ルーン占いってなに?
ルーン占いとは、24のルーン文字を使用するのが一般的な方法です。
占う方法は、ルーンを刻んた石や小枝を放り投げてその落ちた場所によって鑑定をおこなう「キャスティング」と、ルーンを適当に選び一定の方法で並べて鑑定する「スプレッドがあります。
ルーン占いではどんなことがわかるの?
ルーン占いは占術の分類でいえば、タロット占いと同じ「卜術(ぼくじゅつ)」になります。
そのため、近い未来に起きることや実生活や恋愛に関する悩みの相談に向いています。
ルーン占いの基本的なやり方について
【キャスティングの基本的なやり方1】道具を準備する
ルーン占いでキャスティングするときは、ルーンとキャスティング用の布を用意します。
ルーンの石はどんな材質でも問題あありませんが、あまりにも重すぎたり壊れやすい材質のときはうまくばらまけないことがあるので注意しましょう。
また、キャスティング用の石は1メートル四方程度あるものがおすすめです。
【キャスティングの基本的なやり方2】質問を決める
ルーンをばらまく前に、質問を決めましょう。
質問はできるだけ簡潔にすることが大切です。
【キャスティングの基本的なやり方3】ルーンを手に掴みばらまく
袋からルーンストーンをすべて手に出し、ばらまきましょう。
ルーンは両手で包むようにもち、手に意識を集中させます。
布の中央に向かってばらまきますが、このときは立っていても座っていてもどちらでも問題ありません。
【キャスティングの基本的なやり方4】リーディングする
布からはみ出たり裏返しになったルーンを取り除いて、リーディングをします。
【スプレッドの基本的なやり方1】ルーンとクロスを用意する
ルーン占いでスプレッドをするときは、ルーンとクロスを準備します。
あなたが落ち着いて占える場所であれば、どこでもかまいません。
このときに、ルーンがきちんとそろっているかチェックしましょう。
1つでも足りないときは、ルーン占いをすることができません。
【スプレッドの基本的なやり方2】質問を決める
ルーン占いの準備ができたら、質問を決めましょう。
複雑なスプレッドを利用すればさまざまなことが占えますが、できるだけ簡潔に質問を決めることをおすすめします。
簡単な質問であれば単純なスプレッドで鑑定することができるため、初心者向けといえます。
【スプレッドの基本的なやり方3】ルーンをシャッフルする
ルーンを袋や箱に入れて、シャッフルしましょう。
集中してよくかき混ぜることが大切です。
集中力を高めることで、ルーン占いの的中率を上げることができます。
【スプレッドの基本的なやり方4】心を落ち着けてルーンを引いてリーディングする
シャッフルが終わったら、心を落ち着けてルーンを引きましょう。
スプレッドに合わせてルーンを配置して、リーディングをします。
とりだしたルーンが裏向きのときは、上下に気を付けて表に返しましょう。
また、横向きにでたときは時計回りにルーンを回して縦に置きます。
ルーン占いをやるときに気をつけること
ルーン占いは初心者の方であってもわかりやすい占術のひとつですが、ルーン占いの理解度が低いうちはなかなかうまくリーディングできません。
そのため、「ルーン占いは難しい」と諦めずに、ルーン占いの理解度を上げてリーディングの精度を上げることが大切です。
さっそくやってみよう!
ルーン占いは、ルーンと布さえあればすぐに占うことができます。
神秘的で人気がある占いなので、ぜひ体験してみてください。