夢占いっていつからできたの?
「いやな夢を見たから悪いことが起こるか気になる」「いい夢を見たから現実になればいいな」と思っている方が多いのではないでしょうか。
夢占いを気にするのは現代人だけではなく、占術の中でもかなり古いもののひとつとなっています。
夢占いの記述は、旧約聖書に「ヨセフの夢占い」が登場します。
また、古代中国の春秋戦国時代や三国時代に夢占いがおこなわれていたとされています。
現在の夢占いの基礎となったのはフロイトの夢占いとフロイトと親交がありましたが、のちに意見がわかれてしまいたもとを分かつユングの夢占いです。
フロイトの夢占いは1900年に発表され、ユングの夢占いはその後に発表されました。
夢占いはなぜ当たるのか…
【夢占いはなぜ当たるのか1】潜在意識に触れるから
夢を見る理由には記憶の整理のほかに、潜在意識のメッセージを受け取ることがあげられます。
なぜ夢占いが当たるのかというと、潜在意識の力がはたらいているためで、記憶の整理のための夢のときは夢占いが当たることはありません。
人間には普段表に出ている顕在意識と裏に隠れている潜在意識があり、潜在意識のほうが意識の大きな部分を占めているとされています。
スピリチュアルな現象は潜在意識が影響をあたえていて、第六感や夢占いとしてあらわれます。
【夢占いはなぜ当たるのか2】確実に当たるわけではない
潜在意識が影響をした夢占いが確実に当たるのかというと、そういうわけではありません。
それは、夢占いの解釈を失敗したり、夢の内容があやふやでうまく解釈できないことがあるためです。
【夢占いはなぜ当たるのか3】願望の夢はあまり当たらない
普段生活をしているときに、「どうしても彼と付き合いたい」というように同じことばかり考えてしまうことがあります。
そのときは、彼と付き合う夢を見ることが少なくありませんが、これが正夢になるのかというとそういうわけではありません。
自分の願望が脳に焼き付いているため、それをそのまま夢に出てきただけで夢占いとして診断できないことがほとんどです。
しかし、思いが強ければ強いほど潜在意識位に引っ張られて、夢に描いたことが現実になることがあります。
それには時間がかかりますが、ずっと同じ思いを強くもち続けることで夢占いが結果的に当たることがあります。
夢占いの当たる確率について
夢占が当たるのかどうかは、人によって確率が大きく違います。
「夢占いなんて当たるわけがない」と思っている方は、夢占いの結果を知ったとしても潜在意識を否定してしまい外れてしまいます。
しかし、「夢占いの結果が当たるはず」と信じている方は、その結果に向けて前向きに努力することができます。
また、強く夢占いが当たるはずと思いつづけることで望む結果を引き寄せることができ、結果的に夢占いの当たる確率が上がります。
当たってほしくない嫌な夢を見たときの対処法
夢占いの結果は、確実に当たるわけではありません。
そのため、当たってほしくない嫌な夢を見たときに、「悪い夢の結果が起きるわけがない」と前向きにとらえましょう。
そうすることで、夢占いの悪い結果を遠ざけることができるケースがあります。
しかし、「当たってほしくない夢を忘れることができない」という方がいるかと思います。
そのときは、夢占いが悪いことを教えてくれているととらえて悪い結果を回避する努力をしましょう。
そうすることで、悪い結果を避けることができるようになります。
また、夢占いが得意な占い師に相談して、アドバイスをもらうことがひとつの方法です。
夢占いが当たるのかは人それぞれ
夢占いが当たるのかは人それぞれです。
そのため、悪い夢を見たときは気にしすぎないことがひとつの方法です。