九星気学について知りたい!
九星気学は、古代中国で発祥したと考えられているようです。
日本には古くから方位術として伝来し長く占術に活用されていましたが、明治になってから「気学」としてまとめられたといわれています。
いまでは、年末に出される運勢歴などで人々に親しまれています。
9つの本命星をもとに、月命星や干支などを組み合わせた占いで、自分の気質や運勢、またほかの人との相性や吉方位などを調べることができるようです。
将来的な予言などではなく天気予報のようなもので、だいたいの運勢がわかるといわれています。
九星気学を調べる方法とは?
本命星の調べかた
九星気学でもっとも必要な情報は、生年月日です。
自分の本命星を調べるには、生まれ年から九星のなかの本命星をみつけましょう。
九星の早見表などを参照すると、すぐわかるようです。
また、西暦から自分の本命星をあらわす数字を出す方法があるので、覚えておくといいかもしれません。
自分の生年の数字をすべて足して、答えが1桁になるまで計算を続け、最後に出た数字を「11」から引くといいようです。
相性の調べかた
九星気学の相性は、3文字目の火・土・金・水・木を元に調べるといいでしょう。
基本的におなじ九星の人同士は比較的いいほうで、火は土と木が相性がいいとされ、土は火と金がよく、金は土と水がよく、水は金と木がよく、木は火と水がいいようです。
吉方位の調べかた
九星気学では、毎年変わる吉方位を調べることができるようです。
2020年は七赤金星が中央に位置し、北が三碧木星、北東が一白水星、東が五黄土星、南東が六白金星、南が二黒土星、南西が四緑木星、西が九紫火星、北西が八白土星です。
本命星の相性と方位について
五行説を元にした相性と方位
九星気学の相性や方位は、陰陽五行説を調べると理解しやすいでしょう。
九星気学では、9つの星を生まれ年と生まれ月をそれぞれ本命星と月命星にあてはめて考えるようです。
九星は規則性を持って互いに影響し合いますので、人間関係の相性や吉方位をみるときに、相手や方角の九星と自分の本命星がどういった関係性になるか調べるといいようです。
「相生」と「相剋」
九星気学を調べるときにかならず目にするのが、「相生(そうじょう)」と「相剋(そうこく)」です。
相性とはすなわち五行の相生・相剋のことであり、相生は相手を活かし活かされる関係、相剋は相手と喧嘩する関係です。
おなじ九星は、比和(ひわ)というようです。
九星気学を調べるときの注意点
本命星は2月がポイント
九星気学で本命星を調べるときに注意すべきなのは、すべて旧暦が元になっているということです。
2月4日の節分が起点で、翌年2月3日に終わると考えてください。
つまり、1月と2月3日までの生まれの人は、1つ早い生まれ年として本命星がズレることになります。
月命星は節が変わるタイミングが重要
九星気学で月命星を調べるときに注意が必要なのは、いまのカレンダーと昔のひと月の区切りはちがうということです。
立春や啓蟄などの二十四節気によって7日前後日付がズレますので、しっかりチェックしましょう。
自分でも簡単にできるからやってみよう!
九星気学を調べると、自分の性格や運勢など、さまざまなことが占えます。
誰でも自分の九星は簡単に調べられますので、さっそく占ってみましょう。
旧暦と二十四節気に気をつけて、昔どおりの暦で正しい結果が得られるようにしましょう。
もし他人との相性がわるかったとしても、なぜわるくなるのかというポイントがわかっていれば対処できるはずです。
相性がわるいからといって、最初から喧嘩腰にないようにしたいものです。
たとえ相性がいい場合でも、過信しすぎないようにしましょう。