エンパス体質の人の特徴
感受性が強いエンパス
エンパス体質の人は日本人に多く、5人に1人の割合でいるといわれています。
ちなみに海外では20人に1人の割合だといわれており、海外の人がなんとなくわがままで和を乱すようにみえるのは、エンパスの割合がちがうためかもしれません。
エンパスには種類がある
「エンパス体質」とひとくくりに呼びますが、いろいろな人をまとめて「人類」と大雑把にとらえているようなもので、エンパスにはさまざまな種類があるようです。
人の感情を読む力の強いエンパスや、動物の気持ちを読めるエンパスなど能力はさまざまです。
エンパスになりやすい体質はどんな人?
依存体質の人
エンパス体質の人は依存しやすいといわれています。
他者の感情に寄り添うエンパスは自己肯定感が低く、誰かに尽くし役に立っていると感じることで精神が安定するようです。
そのため、過度な依存体質の人は、よく調べるとエンパスだということがあるようです。
自己犠牲の精神がある人
エンパス体質の人は、自分を犠牲にしてまで他者に尽くす傾向があるようです。
一般的に自己犠牲の精神は、仏陀と兎の逸話のように強い意志で行われるものですが、エンパスは流されて尽くしてしまい、見返りがないと落ち込む傾向があるようです。
人との付き合いかたがわからず、尽くすことでしか自己アピールができないのかもしれません。
エンパス体質は改善できないの?
鈍感力を身に付ける
エンパス体質を改善するには、繊細な感覚を鈍らせる必要があります。
鈍感力を身につけて、エンパスの能力を自分でコントロールできるようになりましょう。
やりかたは集中力の場合とおなじです。
集中する時間とぼんやりする時間を、交互に続けてみましょう。
他者の感情を意識的に読もうとしてから、意識的に感じたものから感覚をはずし、しばらく心を落ち着けてから、また他者の感情に注目してみましょう。
筋肉に力を入れてから弛緩させるのを繰り返すように、能力のオンオフができるようになれば成功です。
自分が苦手と思うことにすこしずつ挑戦してみる
エンパス体質は、免疫力の過剰反応と似たような性質を持っているようです。
周囲を恐れる気持ちが、他者の悪感情を事前に察知して逃げるという、野性動物的な能力を発現させているのかもしれません。
誰かに付き添ってもらうなどして状況をしっかり管理してから、あえて苦手なことに挑戦してみるといいでしょう。
食物アレルギーの人が、入院しながら食物をすこしずつ摂取する経口免疫治療法の応用です。
エンパス体質と向き合っていくには?
エンパス体質の把握が重要
エンパス体質を否定して自分の性質の理解を怠ると、混乱やパニックを起こしたり、体調を崩しやすくなって鬱病になる危険性があるようです。
風邪をこじらせて肺炎になるようなもので、不眠症やストレスを放置すると非常に危険です。
対処法を知っていればたいしたことのない問題でも、知識がないと大問題になってしまうでしょう。
ウイルス性の病気をお祈りで直そうとするようなもので、意味のない努力は時間の無駄でしかありません。
エンパスの種類は人それぞれと理解する
エンパス体質にはさまざまな種類があり、エンパス同士だからといっておなじ能力を持っているわけではありません。
他人のケースを強引に自分に当てはめると、思わぬトラブルに繋がる可能性がありますので、体調を崩した場合はすぐに病院へ行ってください。
他人事ではないかもしれません!
エンパス体質の人は日本人に多いといわれており、全体の約20%の人がエンパスだと考えられているようです。
エンパスとの付き合いかたは、遅かれ早かれ必要になるはずです。
エンパスの概要を把握して、いざというときに役立てましょう。