チャクラってなに?
チャクラは、人体の背骨に沿って7つあるエネルギーの出入り口だといわれています。
それぞれ位置が決まっており、司る部分がちがいます。
チャクラは瞑想によって開かれるといわれていますが、基本的には通常の状態でもエネルギーの循環はできているようです。
イメージとしては、瞑想でそれぞれのチャクラの状態をチェックし、滞りをなくすことで精神的にクリーンアップできるようです。
瞑想でチャクラを生み出す方法
呼吸法による瞑想でチャクラを開く
瞑想でチャクラを開くのにもっともシンプルな方法は、呼吸法による瞑想です。
自分が楽な姿勢をとり、自分の呼吸に意識を向けると空気の温度や内臓のふくらみ方などさまざまなことに気付くはずです。
落語で「あくび指南」という噺がありますが、本来習わずともできるものをわざわざ習いにいくというのは滑稽なことです。
スマホ教室なんてものがあるくらいですから、呼吸の仕方をあらためて学ぶというのは案外重要なのかもしれません。
ボディスキャン瞑想でチャクラを開く
ボディスキャン瞑想でチャクラを開く場合は、仰向けになって目を閉じ、足の爪先から頭のほうに向かってすこしずつ意識を向けていく瞑想法です。
体のパーツごとに意識していくといいようで、寝るまえにベッドの上でおこなうのがおすすめです。
基本的には呼吸による瞑想法とおなじで、まず呼吸を意識してから、右足つま先から右足首、右足のふくらはぎそして右太ももと順番に意識していきます。
そのあと、左足もおなじように意識して、首まで意識したらまた右手の指から肩へ、そして左手、頭の順番です。
チャクラを活性化させる3つのポイント
精神バランスを整える
チャクラを開く場合は、精神状態をある程度整えておく必要があります。
まずは瞑想でストレスを解放し、精神バランスを整えてからチャクラを意識するようにしましょう。
ネガティブな思考が大量に溜まっていると、チャクラを開けないようです。
リラックスする
チャクラを開くには、リラックスする必要があります。
通常の状態や緊張状態でチャクラが簡単に開いてしまったら、日常生活に支障が出ますので、健康な人のチャクラはそう簡単には開かないようです。
安全で無防備になれる場所で瞑想してみましょう。
潜在意識と繋がる
チャクラを開くには、潜在意識と繋がることが大切です。
起きているときは人間の脳はβ派を出していますが、瞑想などでリラックスするとα波が出るといわれています。
さらに瞑想を深めてθ派を出し入眠時の状態になると、潜在意識と繋がりやすくなるようです。
瞑想をやるときの注意点
長時間おこなうのは危険!
瞑想でチャクラを開こうと、無理に長時間続けるのは危険だといわれています。
たとえ病気に効く薬だとしても、一度に大量摂取すると命に関わるものです。
瞑想も素人考えで「いいものだからいっぱいやろう!」と思ってしまうと、危険なようです。
瞑想は1日に10分〜30分程度がいいとされています。
一週間分の瞑想をやり溜めしようなどと、ずぼらな考えを起こさないようにしましょう。
禅病やクンダリニー症候群などに気をつけるべし
瞑想でチャクラを開くと、涙が止まらなくなったり、頭痛や発熱や動悸など自律神経失調症のような症状に襲われることがあるようです。
瞑想は呼吸を意識的に操作して自律神経に働きかけるため、ストレスが上手く解消できないと逆効果になるのでしょう。
古くから瞑想で禅病などになった人は多数発生していたようで、白隠禅師などは、若い頃に座禅のしすぎで脇汗と涙が止まらず苦労したという記録が残っているようです。
チャクラを意識した瞑想を…!
瞑想でチャクラを意識すると、ストレスから解放されて余計な雑念が払われ、潜在意識と繋がりやすくなるといわれています。
気が休まる暇もないといった毎日を過ごしている人は、ぜひ瞑想で気分をリフレッシュさせてみましょう。