みんなと比べて手相が薄い気がする…
自分の掌(てのひら)と他人の掌を見比べたときに、自分の手相の薄さに違和感を覚えたことはないでしょうか。
血色や体型の問題だと思うかもしれませんが、それらは手相の濃さに大きな影響を及ぼしません。
では、手相が薄い理由にはどのようなことが考えられるのでしょうか。
手相が薄いのはなぜ?考えられる理由
手相は自己肯定感を表す
人によって手相の濃さは様々で、家族でも濃い人もいれば薄い人もいます。
濃さに違いが出る理由は、自己肯定感が関係していると考えられています。
手相が濃い人ほど自信家で自己主張が強く、薄いは控えめで相手の意思を尊重する性格と言われています。
手相が薄い人の特徴について
では、手相が薄い人にはどのような特徴があるのでしょうか。
よくある特徴を、長所・短所別に紹介します。
手相が薄い人の長所① 縁の下の力持ち
手相が強い人はリーダーシップを発揮するタイプで、人を動かす能力に長けています。
一方で、手相が薄い人は人を引っ張るリーダーよりも、リーダーを陰で支える縁の下の力持ちとして能力を開花させます。
自分の意見を言うのが苦手ですが、周囲の空気を読み自分の立ち位置を考える能力に長けているため、中間管理職のようにチームをまとめる役割を担うケースが多いでしょう。
手相が薄い人の長所② 繊細で優しい
手相が薄い人は自己主張が弱く、アイデアを持っていても自分の意見を否定されることに恐怖心を抱いているため、周囲に伝えることを諦めてしまいます。
また、自他ともに認める繊細な性格から、自分がされて嫌なことは相手にしないというポリシーを掲げており、周囲へ厳しく当たることなくどんな状況でも優しく接します。
常に相手の立場になって物事を考えられる視野の広さは、手相が薄い人の特徴の1つといえます。
手相が薄い人の長所③ 協調性がある
手相が薄い人は、女性的な思考を持つと言われています。
コミュニケーションにおいて自己中心的な発言をせず、周囲との協調性を重視するため、周囲への気配り・目配りを欠かしません。
単独行動よりも団体行動に安心感を覚え、何かに属していないと「自分は変わっているのではないか」と不安になります。
手相が薄い人の短所① 自信がない
手相が薄い人は、自信がない・自己肯定感が低いと言われています。
小さなミスを引きずり、失敗する度に「自分なんてダメな人間だ」「どうせ私なんて何もできない」と悲観的になっていないでしょうか。
反省し自分を責めるのは成長するために必要な行為ですが、過度に自分を追い詰めると自分を愛せなくなります。
自分に厳しすぎると徐々に自信を喪失し、手相が薄くなると言われています。
手相が薄い人の短所② 過去を引きずる
手相が薄い人は過去を引きずりやすく、些細な傷でも癒えるのに時間がかかります。
人に優しく接するのは心の広さでもありますが、過去に大きなショックやトラウマとなる出来事がきっかけで他人の気持ちに敏感になったとも捉えられます。
また、もともと明るくポジティブな性格であっても、過去に大きなショックを受けて考え方がネガティブに変わった場合も手相が薄くなるようです。
手相が薄い人の短所③ 受け身が多く消極的
手相が薄い人は知らない世界に飛び込むよりも、ルーティンを重視し危険な橋は渡らない無難な選択をします。
相手からの要望に対しては積極的に行動しますが、自分で何かを創造・発信することに苦手意識を感じる消極的な性格です。
薄くて大丈夫なの?濃くはできない?
自己肯定感を高めよう!
手相を濃くする方法は、自己肯定感を高めることが有効です。
手相が薄い人は自分に厳しくなりがちで、多少のミスさえ何日も引きずります。
「次は頑張ろう!私ならできる!」「本領を発揮できなかっただけ」と自分の能力を認めて日頃から自分自身を高く評価する習慣を身につけ、自分を愛することができれば自然と手相が濃くなるはずです。
薄くても心配はない!
手相が薄い人の中には、結婚運や生命線が部分的に薄い人もいます。
もし、結婚線が薄ければ出会いの場に積極的に参加したり、生命線が薄いなら体調管理に気を付けて健康的な生活を送るなどウィークポイントを改善すれば、自ずと手相が濃くなる可能性があります。
また、手相は変化するもので、現在薄くてもそのうち濃くなることがあるため、極端に心配する必要はないでしょう。