浅草寺の厄除けについて知りたい!
浅草寺は1400年ほどの歴史があり、霊験あらたかな噂は各地に轟き、戦国時代には西国の武将達も参詣したといわれています。
厄除け人気は、さまざまな逸話から信仰を集めた結果であって、不思議な出来事がいくつも記録に残っているようです。
江戸城の鬼門にあたり、古くは源氏一族が信仰していた浅草寺を祈願所とした徳川家康が、関ヶ原の戦いのまえに祈祷を申し渡し見事に勝利をおさめたので、浅草寺の名は天下に響き渡りました。
戦う武将の身を守るほどの厄除け効果は、絶大なものでしょう。
浅草寺で厄除けをするのがおすすめな理由
観音様のご利益で所願成就ができる
浅草寺のご本尊は聖観世音菩薩で、ご利益は所願成就となっています。
所願とは「神に願う」という意味で、願ったことはなんでも成就するありがたい観音様です。
なにかを成し遂げるためにはまず意識することが重要ですので、これは理にかなっているといえます。
不動明王ではないため、攻撃的な厄除け効果は低いという人はいますが、観音様のご加護で防御的な厄除け効果が強いのかもしれません。
パワースポットがたくさん
浅草寺は厄除けだけでなく、縁結び・縁結び・安産祈願・商売繁盛・芸能までさまざまなご利益のある御堂があり、さながらテーマパークのような賑やかさです。
観光名所になるだけあって、引きの強い場所なのかもしれません。
また、パワースポットがたくさんあるといわれており、境内を巡れば心身ともにリフレッシュできるでしょう。
影向堂と本堂内陣の裏観音は、おすすめのパワースポットといわれているようです。
浅草寺の厄除けできる場所とは?
本堂の定時法要
浅草寺の本堂では、毎日定時法要がおこなわれており、朝座・昼座・夕座と計3回の法要があるようです。
厄除けのご祈祷は定時法要のときにおこなわれますので、本堂内のご祈祷受付所にいって、当日の申し込みをしましょう。
常香炉の煙
浅草寺は、観光地としても有名なお寺です。
境内の常香炉には厄除け効果のある煙がつねに立ちのぼっており、体にかけるだけで悪いところがよくなるといわれています。
また、回復祈願が転じて頭がよくなる・足が速くなるといったご利益もあるといわれています。
浅草寺の厄除けの種類と料金とは?
厄除けの種類
浅草寺の厄除けには、ご祈祷やご回向法要のほかに、初まいり加持・七五三加持・十三まいり加持・車加持などがあるようです。
境内の薬師堂では病気平癒、淡島堂では子授け・安産祈願、銭塚地蔵堂では商売繁盛のご利益が授かれます。
また、弁天堂では芸能祈願、久米平内堂では縁結びや縁切り、鎮護堂では火除け・盗難除けのご利益があるといわれています。
護摩札の料金
浅草寺の厄除けご祈祷志納金は、3千円以上・5千円以上・1万円以上・2万円以上となっており、どの金額を選ぶかは自分の気持ち次第です。
ご利益は変わりませんので、まずは紙札が授かれる3千円以上からはじめるといいかもしれません。
浅草寺で厄除けを受けるときの注意点
不動明王の厄除けではない
浅草寺の厄除けは、ご本尊が聖観世音菩薩となっているようです。
聖観世音菩薩は「観自在菩薩」の別名がある通り、何面にも御顔が増えたり千本の手が増えるなど、神変自在のお働きによっていろいろなお姿に変化し、誰に対しても救いの手を差し伸べられます。
厄除けに詳しい人は、不動明王でないことに不満を持つかもしれませんが、観音様のご加護でしっかり厄除けできるといわれていますのでご安心ください。
時間には余裕を持って行動しよう
浅草寺で厄除けのご祈祷を受ける場合は、時間に余裕をもって行動しましょう。
早朝の朝座に遅れると、4時間後の昼座に回されてしまうかもしれません。
また、午後2時の夕座に遅れるとその日のご祈祷はおしまいですので注意が必要です。
まとめ
浅草寺へのアクセス
寺社名 | 浅草寺 |
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受付時間 | 6:00〜17:00 (10月〜3月は6:30〜17:00) |
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住所 | 〒111-0032 東京都台東区浅草2-3-1 |
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HP | http://www.senso-ji.jp/ |
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