周囲の同世代のアラフォー女性はほとんど結婚してしまった…
SNSを開けば旦那や子供との幸せそうな写真がたくさん…
それにひきかえ私は未だ結婚相手も見つからず今日もこれから出会いの場へ出かけていく。婚活パーティーや合コンなど比較的出会いの場へは足しげく通っている方なのになかなか運命の相手に出会いないのはなぜ?
「私、本当に結婚できるのかな?」
諦めにも近い疲労感、感じてませんか?
アラフォーが婚活に疲れる理由
度重なる婚活パーティーによる人疲れ
休日でも平日でも、行けるタイミングがあれば婚活パーティーやイベントなど出会いのきっかけとなる場に参加。出会いを求めるなら出会いのある場所へ行く、という心構えはとても素晴らしいです。
家にいるだけでは当然出会いなんてありませんし、出会いの場へ出かけるあなたの行動力は何も間違ってはいません。
しかし、あなたの疲れの感覚はそれが原因になっているかもしれません。
婚活パーティーなどの出会いの場では、基本的に会う人全てが初対面です。友人としゃべっているような気楽さは皆無で、ニコニコ笑顔で相づちを打ったり愛想笑いしたり。話す内容も初対面であるが故に「どこに住んでいるのか」「仕事は何?」「趣味は?」「どんな人がタイプ?」など毎回毎回ほぼ同じ。
気付けば会うつもりもないのにLINEの友達登録ばかりが増えていく…
次第に人に会うこと自体おっくうになってしまう可能性があります。
昼は仕事、夜はデートの多忙疲れ
アラフォー独身女性ともなれば、日中はばりばり働くキャリアウーマンであることが多いでしょう。昼間の多忙な仕事に加えて、仕事の後は気になる男性とディナーデート。休む間もありませんよね。
しかもアラフォー女子はデート前のお化粧直しが必須。20代のときよりも念入りにお直ししなければお疲れ顔がバレてしまいます。
このように分刻みのスケジュールをこなしていれば、疲労が溜まっていきます。昔は一晩寝ればすっきり回復したかもしれませんが、悲しいことにアラフォーになると体力も回復しきれないことが多いのです。
彼氏未満の男性への連絡疲れ
婚活パーティーなどの出会いの場では、ちょっと気になった男性や、声をかけてきてくれた男性と連絡先を交換をしていると思います。連絡先を交換をした男性が多ければ多いほど、その連絡量は増え、それが疲労の元になっていることもあります。
また、同時期にデートのお誘いが来た場合も、うまくスケジューリングをするためにあれこれ予定をパズルのように組み立てては、それを連絡していることでしょう。気付けば数時間も家でスマホとにらめっこ、なんてことざらにあるはず。
我に返れば「何やってるんだろう、私」と疲れた思いが押し寄せてきます。
周囲からのプレッシャー疲れ
特に親からの「まだ結婚しないの?」「孫の顔がみたい」「結婚しないなら地元に帰って来なよ」というプレッシャーは、親心が理解できつつも非常にストレスの原因になります。
また、友人知人からの「◯◯ちゃんなら絶対いい出会いが見つかるって!」「◯◯ちゃん美人なのにもったいない」などという言葉も、アラフォーともなれば皮肉に聞こえつつあるでしょう。
自分では気にしないと思いつつも、無意識ではどうしても焦りや羨望があります。もはや周囲の幸せそうなファミリーを見るだけでも無言のプレッシャーとストレスがかかっているかもしれません。
世代的にどうしてもファミリーが多くなってくるアラフォー。極端に考えれば1人で生きているだけで周囲のプレッシャーに押しつぶされそうになっていることでしょう。そんなプレッシャーと戦っていたら「疲れた…」と言葉を漏らしても仕方がありません。
婚活に疲れた=結婚をあきらめる?
いろいろな婚活のための活動をしてきたけれど、未だに成果が現れないと焦ってきますよね。疲れたと感じても、婚活をやめたら出会いや結婚をあきらめるみたいに思えて、怖くなってなかなかやめられないという方も多いと思います。
そもそも「婚活に疲れた=結婚をあきらめる」ということになるのでしょうか?
答えは「NO」です。
確かに婚活は結婚を求める人たちにとっていい出会いの場となっています。結婚することが目的なので、本当に気が合う人と出会うことができればとんとん拍子に物事が進むでしょう。
しかし、結婚相手を見つけるのに婚活することが全てではありません。まったくその気がなかったのに偶然出会う人が、実は運命の人であることだって充分にあり得ます。旅行先や仕事で出会うことだってあるでしょう。
人によっては、「彼氏欲しいオーラ」や「結婚したいオーラ」を出している人は苦手だという人も多くいます。出会いに前のめりになりすぎると疲れやすくなるので、適度に一休みすることが必要なのです。
婚活に疲れないための対策
出会い=結婚という考えを捨ててみる
出会う人全てと結婚の可能性を考えていたら、当然ですが疲れますし時間の無駄遣いです。
まずは異性と出会う=結婚、という考えを捨ててみませんか。異性との出会いをもっとフラットに考えてみましょう。とりあえず友達レベルに仲良く飲みにいけるくらいを目標にするのがちょうどいいです。
友達になった異性からさらに人脈が広がればむやみに婚活を続けるよりよほど結婚への確率が上がります。
いい人をやめる
異性に対するイメージを落としたくないからといっていい人を演じるのはやめましょう。デートするつもりもないのにLINEだけやり取りしているのは無駄でしかありません。とりあえずデートしてみるというのもあまりおすすめできません。
きちんと向き合える相手をしぼれば、ひとりひとりに対するあなたのクオリティも上がるはずです。
相手に期待しすぎない
アラフォーになるとある程度人生経験も積んできているため、男性に対する期待もちょっと高くなりがちです。その高い期待、20代のあなたなら問題ないかもしれませんが、アラフォーのあなたには少々傲慢であるかもしれません。
アラフォーを相手にしてくれているという感謝を忘れずに謙虚に、そして相手に期待しすぎないことがあなたが疲れないための対策になります。
婚活で疲れたときの対処法
出会いの場を変えてみる
「婚活に疲れた!」そう感じたら出会いの場を変えましょう。出会いが目的でなくてもいいです。いつも会うような人とは違う人種に会える場所に出向いてみましょう。
なるべく恋愛的出会いが優先されていないような場の方が婚活に疲れたあなたをリフレッシュさせてくれるでしょう。
自分の時間をきちんととる
婚活に疲れた、と思う原因の1つに自分の時間がちゃんと取れていないということがあります。「疲れた...」と感じたら、婚活は一休みして自分が楽しめること、癒されることを優先しましょう。
自分が充実して余裕がある人の方がモテますよ。
友達と会って思いっきりしゃべる
気のおけない友人と思いっきりしゃべってストレス解消するのは女子の特権です。しゃべることで頭の中が整理されることもあるでしょう。おしゃべりに付き合ってくれる相手がすでに結婚しているなら、その際にアドバイスを求めてみましょう。
自分に足りない何かに気付かせてくれるかもしれません。
さいごに
アラフォーで婚活はかなり焦ってしまいますよね。しかし、最近は結婚する平均年齢が高まってきているので心配しすぎる必要はないでしょう。早い結婚が幸せとは限りませんし、逆に遅い結婚が不幸であるとは限りません。
出会いを求め続けていれば、必ず素敵な相手と巡り会うはずです。最後までご覧いただきありがとうございました。