御朱印ってどんな意味があるの?
御朱印とは、お寺や神社にて参拝者に向けて押印される印章・印影です。
参拝した日付、寺社名・御祭神・御本尊などが記載されています。
御朱印は、お寺や神社によってさまざまです。
現在は、お金を払えば御朱印をいただくことができますが、昔は、お経を納経をしなければいただくことはできませんでした。
その納経の受付印が、本来の御朱印の意味でしたが、最近では、御朱印はその神社や寺院の参拝証という意味になってきています。
お寺の御朱印の意味
お寺の御朱印の中心には、基本的に、ご本尊の名前が書かれています。
その上に、お寺の名前が書いてある印が、押印されています。
先ほど記述した通り、お寺の御朱印には日付、寺社名・御祭神・ご本尊のほかにも、名前の前に付く称号の印や、仏教における仏法僧宝の印が押印されています。
神社の御朱印の意味
神社の御朱印の中心には、基本的に神社の名前が書かれています。
その上に、その神社を表す、紋章と呼ばれる、社紋が押印されています。
お寺の御朱印と比べると、押印されているところが2ヶ所と、少ないです。
また、神社の御朱印のほうがすっきりとしています。
共通している点は、右上につつしんで拝むという意味である、奉拝と書かれていることです。
お寺や神社の御朱印の、基本的な意味を紹介しましたが、お寺や神社によってさまざまな意味があります。
御朱印帳の選び方
では、御朱印帳はどんなものを選べばいいのでしょうか?
ここから、御朱印帳の選び方を紹介していきます。
御朱印帳とは?
御朱印帳は、その名の通り、御朱印帳をいただくためのノートのようなものです。
間違っても、普通のメモ帳や、ノートを出さないようにしましょう。
御朱印帳には、主に種類が2つあり、折りたたみ式タイプの蛇腹(じゃばら)と、本のようなタイプの和綴じ(わとじ)という御朱印帳があります。
手に入れる方法はさまざま
御朱印帳は、文房具店や仏具店でも購入することができますが、Amazonなどの通販で購入することも可能です。
なかには、自分で御朱印帳を作っている人もいます。
ハンドメイドの御朱印帳は、気持ちが込もっているので、自信がある人は作ってみてはいかがでしょうか。
御朱印帳を選ぶときは、紙質を重視するといいでしょう。
御朱印をいただくための紙なので、紙質はとても重要となります。
寺社のオリジナル御朱印帳がおすすめ
御朱印帳は、寺社のオリジナル御朱印帳がおすすめです。
御朱印帳を集めている人が多いことから、寺社のオリジナル御朱印帳は、個性的なものが増えてきました。
自分が好きな寺社の、オリジナル御朱印帳を使用することで、より愛着が湧きます。
御朱印をいただくときの注意点
これから、御朱印をいただくときに、注意することを紹介します。
あくまで参拝することが目的
パワースポット巡りが流行っている現在、スタンプラリーのような感覚で、御朱印をいただいている人が多くなっています。
あくまで参拝することが目的なので、参拝もせずに、御朱印だけいただくのはよくありません。
お寺と神社で御朱印帳を分けるべき?
御朱印帳は、お寺と神社でわけなくても大丈夫です。
お寺と神社の御朱印を混ぜているからといって、御朱印をいただけないことはほとんどないです。
しかし、まれに宗教的な意味で、断るお寺や神社があるので、注意してください。
さいごに
御朱印の意味と、御朱印帳の選び方を紹介しました。
御朱印は、そのお寺や神社に参拝したという証のようなものです。
しかし、最近では、目的である、参拝を疎かにしがちな人が多いので、注意してください。
御朱印帳は、さまざまな種類があるので、自分の気に入ったものを購入するといいでしょう。