男性がゴムを拒否する理由
面倒だから
残念ながら、この理由は未だにゴム装着を嫌がる理由の上位に上がってきます。他の理由より女性への認識が足りないことを物語っています。
また、ゴムをつける一手間をカッコ悪いことだと思っている男性も多いようです。これは女性が「ゴムはさっと着けてくれなきゃ」と思うことによる、プレッシャーの影響もあります。
上手に着けられないことがバレるくらいなら、ゴムなしで入れてしまおう!と思う男性も。
妊娠しないと思ってる
自動車事故を起こさない、飛行機事故に合わない、と思っているのと同じように「まさか自分が…」の代表例です。
こういう男性は、実際に事が起こらないとゴム装着の重要性に気がつきません。ゴムを着けずに挿入した結果、彼女が妊娠。それ以来ゴムを装着しないとエッチできなくなった、という男性も。
付けないほうが気持ちいい
事実、0.01mmの差でも装着時における快感の差はあります。ゴムを着けないで女性の体内へ入りこむ男性の満足感も、男性が受ける快感に大きく関わってきます。
ゴムを着けない気持ち良さを知ってしまうと、ゴムを装着してのエッチに戻れない男性も多く、なんとしてもゴム装着なしで挿入しようと画策しています。
ゴムを装着しないことで起こるリスク
妊娠
ゴム装着をしない挿入をすれば、いくら膣外射精をしようと多少なりとも精子が膣内に残留し、そこへ排卵日と重なれば妊娠するのは当然のことです。出産するのかしないのか。入籍するのかしないのか。たった一度のエッチが二人の人生を大きく方向転換させます。
雑菌や細菌への感染・腹痛の原因
海外ではむしろ、性感染症の方が大きく取り上げられています。もっとも多いと言われる性感染症はクラミジア。排尿時に痛み、痒みが伴い、女性は下腹部痛も。次に淋病。男性は排尿時の痛みや熱っぽさ、膿で感染に気づきます。女性はおりものが増える症状があるものの、淋病感染に気づきにくく、放っておくと不妊症につながる恐れもあります。
ゴムをつけてもらう方法
他の女性はどんな方法で彼にゴム装着を促しているのでしょうか。
「つけないならしない」とキッパリ言う
・「つけないなら最後までしない」と言いました
・つけないと、入れさせない。我慢比べです
キッパリ言ってしまっていいのです。その意思がゆくゆくはパートナーである男性を守ることにもつながります。
妊娠したときのリスクについて話す
・子供できたらどうするのかちゃんと考えてる?と言ってますが嫌がります
・妊娠しても責任もってくれるでしょ?くれるよね。としつこく言ったら着けてくれた
・生理がくるまでの精神的な負担は男性にわからない、つけないならしないで、と言いました
生理が来るまでの精神的負担、男性はまったく理解できません。女性が懇々と話しても、男性としては自分に現実感がないので理解ができないのです。
ですので妊娠のリスクと同時に「責任取れる?」と、自分にも責任があるのだと強くアピールしてください。「責任」という言葉に男性は良くも悪くも弱い生き物です。
「ゴムをするほうが気持ちいい」と言う
・(ゴムを)「した方が、お互い気持ち良くなれるゴムなんだって」と、言いながら「着けてあげるね」と誘導
お互い気持ちよくなるためのゴム装着、ではありませんが
・お口で着けるからって、着けてもらうことをお願いしています。
という意見も。自分が気持ちよくなれるなら、または少々アブノーマルな「お口でゴム装着」を見せることで、前向きにとらえてくれる男性も多いものです。
まとめ
ゴム装着を嫌がる様々な理由の他に、挿入がエッチで一番気持ちいいと信じてやまない、「挿入神話」「挿入至上主義」が男性に強く根付いているからだとも思います。男性にとっては、一番気持ちよくなれる瞬間を邪魔するもの。それがゴムなのでしょう。
ゴム装着を嫌がる男性には切々とリスクを伝え、楽しくゴム装着を促す努力がまだまだ必要そうです。パートナーと本当に楽しい時間を過ごすためにも、少し勇気を出して、自ら働きかけて行きましょうね。