祈祷と祈願はどんな違いがあるのかな?
祈祷は神主や僧侶が神様に祈りを捧げること
祈祷は、神主や僧侶が神様に祈りを捧げることを言います。
そのため、祈祷するときは神主や僧侶にお願いする必要があります。
神社や寺院に電話で祈祷の予約をして、祈祷してもらいましょう。
祈願は自分で神様の祈りを捧げること
祈願は、自分で神様に祈りをささげることを言います。
神社に足を運んで、お賽銭を入れてお願いことをすることが祈願です。
そのため、初詣は祈願と言えるでしょう。
どんな特徴?祈祷とは…
祈祷する場所
祈祷は神主や僧侶に祈りを捧げてもらう必要があるため、場所は神社や寺院です。
祈祷してもらうときは申し込みをする必要があるため、神社や寺院に電話で予約をしましょう。
希望する日の予約が空いていないなら、他の日を指定するか、祈祷してもらう神社や寺院を変えましょう。
祈祷の種類
祈祷は、思っていることをすべて祈ってもらえるわけではありません。
祈祷の代表的なものは、安産祈願・お宮参り・七五三・合格祈願・成人奉告です。
他にも、家内安全・交通安全・新車祓・商売繁盛・業務安全・心願成就・病気平癒・必勝祈願・旅行安全などを祈祷できます。
初穂料・祈祷料を支払う
祈祷は神主や僧侶に祈ってもらう必要があるため、神社であれば初穂料、寺院であれば祈祷料を支払いましょう。
祈祷する内容や神社・寺院によって包む金額が異なるため、事前いいくら必要か調べておきましょう。
気持ちでお金を包むため少なくなければ問題ありませんが、多くても効果が上がるわけではないため、一般的な金額を包みましょう。
どんな特徴?祈願とは…
自分で祈りをささげる
祈願とは、神社に足を運び、自分で願いごとを祈ることを言います。
初穂料や祈祷料を支払う必要はありませんが、お賽銭にお金を入れましょう。
祈願する前に、手洗い場で手を洗うといいでしょう。
お賽銭にお金を入れる
「強制じゃないしお賽銭にお金を入れなくていいや」と思っている人がいるでしょう。
しかし、お賽銭を入れないのはマナー違反になるため、少ない金額でもお賽銭に入れるようにしましょう。
なんでも願うことができる
祈祷する内容は限られますが、祈願はなんでも願うことができます。
好きな人と両思いになることや、仕事で出世したいという思いを願えば、叶うかもしれません。
叶えたい願いがあるなら、神社に祈願しに行くといいでしょう。
祈祷・祈願を受ける方法について
祈祷は申し込みをする
神社や寺院によって、予約が必要です。
祈祷する神社や寺院に電話をして、予約するといいでしょう。
祈祷したい神社や寺院の名前をインターネットで検索すれば、電話番号が出てくるはずです。
予約したい日が空いていないときは、別の日や違う神社に予約しましょう。
祈祷は初穂料・祈祷料を支払う
祈祷するときは、必ず初穂料や祈祷料を支払う必要があります。
一般的な金額は、以下の通りです。
お宮参り:5000円から1万円
七五三:5000円から1万円
厄払い:3000円から1万円
家内安全:5000円
交通安全:5000円
病気平癒:5000円
車祓い:3000円から1万円
神社や寺院によって料金が異なるため、ホームページで支払う金額を調べておくといいでしょう。
祈願はお願いしたときに神社に行く
祈祷するときは、事前に予約をする必要がありますが、祈願は予約をする必要がありません。
好きなときに神社へ足を運び、お賽銭にお金を入れて願いごとを祈りましょう。
祈願する前に、手洗い所で手を綺麗にしてから祈願するといいと言われています。
しっかりと理解してから受けよう!
祈祷と祈願は、意味が異なり、やる内容も異なります。
そのため、しっかり理解してから受けないと、間違えてお祈りをすることになるでしょう。
祈祷と祈願の違いを理解してから受けるようにしましょう。