潜在意識と顕在意識を理解しよう!
潜在意識と顕在意識は、同じ意識であっても特性が大きく異なります。
どのような違いがあるのか、まずは潜在意識と顕在意識の違いから見てみましょう。
潜在意識とは?
潜在意識とは、無意識と呼ばれる意識のことです。
過去の経験や価値観で形成されている意識であり、自分のなかで当たり前に思っていること・自覚していない意識を指します。
極端な例えではありますが、誰も意識しながら呼吸をしている人はいないでしょう。
「呼吸をすることは当たり前の行為」と、認識している意識を潜在意識(=無意識)というのです。
潜在意識=当たり前・当然・無意識と考えれば、理解しやすいかもしれません。
顕在意識とは?
顕在意識とは、
「〇〇をしよう」
「〇〇をしなければいけない」
と、意識して考えていること・自覚していることを指します。
考えて次の行動に繋がる意識であり、逆を言えば、考えなければ行動ができない意識のことです。
日常生活で使われる意識の90%以上は、顕在意識と言われています。
潜在意識と顕在意識の違い
潜在意識と顕在意識について解説しましたが、今度は2つの意識の違いを見てみましょう。
同じ意識でも、特性が大きく異なります。
幸せになるために、潜在意識と顕在意識の違いをチェックしてみてください。
違い①:思考が行動の先か後か
潜在意識と顕在意識は、思考が行動の先にくるか後にくるかの違いがあります。
たとえば、自分にボールが飛んできて「危ない!」と思ってから避けるのか、条件反射的にボールを避けてから「危なかった…」と思うのかの違いです。
人の条件反射は、考えてできるものではなく、無意識のなかで取られる行動と言われています。
違い②:理性と本能の違い
潜在意識と顕在意識は、理性と本能の違いがあります。
理性は意識であり「◯◯をしてはいけない」という考えから、行動にブレーキをかけます。
しかし、本能は無意識な行動であり、思考より先に行動や感情が現われてしまうのです。
よく「彼氏と喧嘩をして感情的になってしまった…」という話がありますが、精神的苦痛から自分を守るために、本能的に感情をむき出しにすると言われています。
潜在意識の効果
潜在意識と顕在意識の違いを解説してきましたが、潜在意識には驚くような効果があります。
いったいどんな効果があるのか、以下の2つを見てみましょう。
効果①:秘められた能力の開花
潜在意識を活かすことによって、隠れた才能や能力を開花させることができます。
苦手なことを克服できたり、新しいことにチャレンジして視野を広げる効果があるのです。
「自分はできて当たり前」と、思えられれば、人として成長することができるでしょう。
効果②:幸福度が増す
潜在意識を使った方法に、引き寄せの法則と呼ばれるものがあります。
自分の夢や願いを引き寄せることが可能になり、社会的に成功している人ほど活用している方法です。
やり方は「◯◯になりたい」と、願うのではなく「◯◯になって◯◯をする!」と、すでに夢が叶っていると、潜在意識にすり込むだけです。
無意識にやるべき行動や決断が取れるようになり、夢や願いがどんどん近づいてくるでしょう。
幸せになりたい方は、引き寄せの法則を試してみてください。
潜在意識の上手な使い方
潜在意識を活かせば、自分の隠れた能力が開花したり、夢や願いが叶ったりと、嬉しい効果があります。
しかし、やり方を知らなければ意味がありません。
そこで今度は、潜在意識の上手な使い方を見てみましょう。
使い方:夢や願いをノートに書く
潜在意識を使って幸せになりたければ、夢や願いが叶っている状況を意識にすり込む作業が必要です。
ただ、いくら頭で考えても、記憶させることは難しいでしょう。
誰でも試験前には、ノートとペンを使って勉強したと思いますが、書き込むことには記憶させる効果があるのです。
ノートに「私は◯◯になって◯◯をする」と書いて、自分の意識をどんどん書き換えていきましょう。
潜在意識が書き換わったときに、あなたの願いは目の前まできているはずです。
使い方:夢が叶った状況をリアルにイメージする
自分の夢や願いをノートに書きつつ、頭のなかで自分の未来をリアルにイメージしてみてください。
書くことと、想像することによって、願いが叶うまでの道のりが明確にわかってくるはずです。
自分のやるべきことを着実にこなせば、望んだ未来を掴むことができるでしょう。
潜在意識を上手に使って幸せを引き寄せよう!
潜在意識と顕在意識の違いや、基本的な意味を中心に紹介しました。
とくに、潜在意識を使えれば、自分の望んだ幸せを掴むことに繋がります。
潜在意識の上手な使い方を参考にして、幸せを引き寄せましょう。