「セージ」ってなに?
大昔から親しまれている香草
セージはシソ科の多年草で種類が多く、薬用や料理用また観賞用など幅広く利用されています。
エジプトやローマなどで大昔から使用されており、魔除け効果があることから儀式に使われることが多かったようです。
英語の「sage」には、「賢い」という意味があります。
またラテン語では「死から救う」という意味があり、さまざまな国で健康を象徴する薬草とされていたようです。
日本では薬用サルビアといわれ、意外と子供のころから親しんでいた人は多いかもしれません。
抗菌作用があり栄養豊富なハーブの一種
セージの魔除け効果は、抗菌作用や風邪予防に有用なことから穢れに強い香草とされ、栄養豊富で人間によい影響を与える植物なので浄化の力があると思われたようです。
実際にセージの香りは虫除けになりますので、蚊が媒介する病気などは防げるようです。
セージの魔除けの効果とは?
人や物を浄化する
セージの魔除け効果は、人や物を浄化するといわれています。
煙に触ると、マイナスのパワーが吸い取られて浄化されるようです。
浄化したあとの煙はマイナスパワーを包み込んでいますので、早めに外に出して換気しましょう。
基本的には煙で浄化するのが主流ですが、アロマの香りだけでもじゅうぶん魔除けはできるようです。
ヨーロッパでは長生きするために食べるものとされ、アラブでは庭にセージを植えておけば死ぬはずがないといわれていたようです。
精神をリフレッシュさせ邪気から守る
セージの魔除け効果は邪気を払い、集中力がアップするといわれています。
精神を研ぎ澄ませてなにかに取り組みたいときは、セージの香りのアロマを焚いてみるといいかもしれません。
セージは女性のためのハーブといわれ、スキンケアや生理痛に有効なようです。
セージの効果を発揮させる正しい使い方
スマッジング(燻した煙で浄化する)
セージの魔除け効果を引き出すには、スマッジングが一般的です。
まず部屋の掃除をして、窓を閉めきりましょう。
そのなかでセージに火を付けて、煙で室内を燻します。
煙が邪気を取り込みますので、窓をあけて煙を逃がし、新しい空気を入れて終了です。
クッキング(肉料理や乳製品に合わせる)
セージの魔除け効果は、料理に使うことでも引き出せます。
肉料理に使えば臭みが消え、脂っこさが気にならなくなるようです。
ソーセージの名前はセージが入っていることから付いたといわれており、サラダやスープなどに入れてもおいしいでしょう。
また、乾燥させたセージにお湯を注げば、ハーブティーとしておいしく飲むことができます。
アルツハイマー・リウマチ・心臓病などに効果があるといわれていますが、てんかん薬などを服用している場合は飲まないほうがいいようです。
逆効果になりかねない?注意点とは?
大量摂取はNG
セージの魔除け効果は万能ですが、主成分はケトン類のなかでも毒性の強いツヨンとされていますので、乳幼児や妊婦は避けたほうがいいといわれています。
また、普通の人でもあまり大量に摂取すると、酔ったり痺れたりするようです。
火の取り扱いに注意する
セージの魔除け効果を最大限に活用するには、火を使うスマッジングがベストだといわれています。
ほんの少しの火種でも火事になる危険がありますので、火の取り扱いには細心の注意を払いましょう。
ペットを飼っている人は、とくに猫ちゃんが野生を失って平気で火に近づき、体毛が燃え上がる危険がありますので、決して目を離さないようにしましょう。
しっかり魔除けしよう!
セージの魔除け効果は、さまざまな方法で利用できます。
燻してもよし、食べてもよし、お茶にして飲んでもよしの万能ぶりは、日常生活に取り入れやすいはずです。
セージでしっかり魔除けをして、毎日の穢れをリフレッシュしましょう。