厄除け自分でできるものなの?
厄年の方はその1年を何事もなく過ごせるように、年が明けた頃に神社で厄除けや厄払いをして頂く風習が日本にはありますよね。
「厄年」と聞くとあまりいいイメージがないと思われがちですか、神社でお話を聞くと厄年=役年=役に立た年とも言われているそうです。
悪いものを払い落とすだけでなく、何か大きな役目を果たす可能性もあります。そういったことも含め、ご祈祷して頂くことが厄除けになるのです。
とは言うものの、今年ももう2月…厄除けに行くタイミングを失ってしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
また、日常的に厄を払って良いエネルギーを溜めていくと良いとも言われています。そんなときに「自分で厄除けできるの?」「自分で厄除けするやり方を教えて!」と思いますよね。ズバリ!自分でも厄除けはできます!
安全に行えるように、厄除けのやり方や注意点もしっかり頭に入れておきましょう。
本厄・前厄・後厄の意味とは?
本厄とは?
前厄本厄後厄と厄年は3年間続きます。その中でも最も厄が表れる年が本厄です。厄年は数え年でお腹にいるときを0歳とし誕生したときを1歳とします。
2020年の本厄の方は男性では昭和35年生まれ61歳、昭和54年生まれ42歳、平成8年生まれ25歳の方です。女性では昭和59年生まれ37歳、昭和63年生まれ33歳、平成14年生まれ19歳の方です。
前厄とは?
前厄は翌年の本厄に大きな災難が起きる前触れを意味する年だと言われていて、本厄に備え前厄も慎んで過ごした方が良いとされています。
2020年の前厄の方は、男性では昭和36年生まれ60歳、昭和55年生まれ41歳、平成9年生まれ24歳の方で、女性では昭和60年生まれ36歳、昭和64年平成元年生まれ32歳、平成15年生まれ18歳の方です。
後厄とは?
後厄は本厄の厄が徐々に落ち着いてくる年だと言われています。
後厄の方は、男性では昭和34年生まれ62歳、昭和53年生まれ43歳、平成7年生まれ26歳の方で、女性では昭和58年生まれ38歳、昭和62年生まれ34歳、平成13年生まれ20歳の方です。
厄除けの基本的なやり方について
粗塩を使うやり方
誰にでも簡単に厄除けできるのは、粗塩を使うやり方です。
そのやり方はいたって簡単で、粗塩を準備して肩から背中にかけて振りかけるだけです。その他にも調子が悪いところや気になる箇所に振りかけるだけです。
粗塩はスーパーなどで簡単に購入することができますし、値段も安いのでおすすめです。
置くだけ!簡単盛り塩のやり方
こちらも粗塩を使う厄除けになりますが、やり方はとても簡単で三角錐になるように小皿に粗塩を盛り、玄関や部屋の出入り口など人の出入りが多い場所に置くだけです。
日常的に行うとより効果的なので、1週間に1回はお塩を交換してください。
また、盛り塩を部屋の四隅に置くと清浄な空間になると言われています。使用済みのお塩は洗い流してください。
日常的に行っていることも実は厄除けに繋がる!
たとえば、シャワーで体を洗い流すことや手洗いうがいなどの行為も厄除けに繋がると言われています。
水には浄化作用があるので、シャワーを浴びるときは一番気が出やすい首筋を意識しながら洗い流したり、手洗いうがいをするときは厄を洗い流すイメージをして行うと良いでしょう。
厄除けのやり方の注意点
今回ご紹介した自分でできる厄除けのやり方での、大きな注意点は特にありませんが、強いて言えば気持ちをしっかり込めることです。
適当な気持ちで行うよりも「厄を落とし、何事もなく過ごせますように…」と気持ちを込めた方がより効果を実感できるはずです。
それと同時に、厄年だからといってくよくよしたり極端に厄年を恐れたり、塞ぎ込んでしまう必要はありません。逆にストレスになってしまうこともあるので、無理をせず謹んで行動するようにしましょう。
注意点に気をつけて行おう!
上記でお伝えした厄除けのやり方の注意点を理解し、安全に厄除けを行うようにしてください。
また、厄除けだけに頼らず、厄年では自分自身の生活スタイルや健康管理などにも注意することが大切です。