エンパスはスピリチュアルな能力?
スピリチュアル的にみたエンパス
エンパスは、HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)と呼ばれる神経過敏な人のなかで、とくにスピリチュアルな能力を持つ人とされているようです。
神経質で内向的な性格が突出しており、睡眠障害などに悩まされることが多いといわれています。
通常のHSPの人達は、スピリチュアル的な感覚を持たないといわれており、エンパスとは区別されているようです。
みえないものを感じる能力
エンパスが持つスピリチュアルな能力は、おもに他者の感情に気付く力だとされています。
みえないものをみる能力は、一般的な人には備わっていませんので、エンパスは自分の能力を活かす努力をするといいでしょう。
心理学の研究や占いを勉強すると、エンパスのスピリチュアルな感覚が活かされるかもしれません。
ただし、悩める人の感情に引きずられてしまうと、自分が体調を崩すことになるので注意が必要なようです。
エンパスとスピリチュアルの関係性とは?
霊感が強いエンパス
エンパスはスピリチュアルの世界と繋がりやすく、霊感が強いといわれています。
スピリチュアルとエンパスの関係は感応力によって強弱があり、たいていのエンパスは霊がみえるほどではないようです。
存在を感知する程度の人が多いといわれています。
感情や思考などの思念体に親和性が高い
エンパスがスピリチュアルの能力があるといわれているのは、他者の感情を読み取る能力が高いからかもしれません。
相手の気持ちと一体感を持てるということは、ほかの情報にも触れられる可能性があるということです。
感情などの思念体と親和性が高いエンパスは、魂や運命を感じ取って読み解く能力が備わっているのかもしれません。
陥りやすいスピリチュアルの罠
自分の能力の種類や範囲を把握できない
エンパスが不用意にスピリチュアル的な活動にのめり込むと、自分の能力のことが分からずに混乱するかもしれません。
エンパスの能力は人によってさまざまな種類があるといわれており、読み取る感情の範囲が曖昧だといわれています。
できると思ったことが予想外にできず、できないと思ったことが自然にできていて、心が不安定になるかもしれません。
人に過度な期待をされて追いつめられたり、ストレスを感じて体調を崩すかもしれません。
自分と他者の境界線が曖昧で流されやすい
エンパスが他者の感情を読み取ろうとすると、スピリチュアル的にマイナスの感情ばかりを集めてしまうといわれています。
幸せな感情や楽しい気持ちなどはあまり読み取れず、憎悪や嫉妬や悩みごとや愚痴など、ネガティブな流れに飲み込まれやすいようです。
エンパスと向き合っていく方法
他人と自分の感情の境界線を意識する
エンパスのスピリチュアル的な能力に振り回されないためには、他者との気持ちの境界線を意識するようにしましょう。
なす術なく感情の波に流されるより、「これは◯◯さんの感情だ」と客観的に感じることができれば、精神的に冷静さを保てるはずです。
恐怖心を克服して「痛み」ばかりに注目しない
エンパスのスピリチュアル的な能力がマイナスの感情ばかり引き寄せるのは、臆病な気持ちがあるからだといわれています。
つねに周囲をおそれていると、無意識のうちに危険を察知しようとして、他者のマイナス感情にフォーカスしてしまうようです。
おそれを克服してマイナス感情に注目しないようにすると、エンパス体質と上手く付き合えるようになるかもしれません。
自分の意思を持って前向きに!
エンパスがスピリチュアル的な能力を持つのは、なにかに役立てるためかもしれません。
いざというときにエンパスの能力を自分の意思で能動的に活用できるように、他者の感情との境界線や、マイナス感情を集めない練習などをしておくといいかもしれません。