陰陽五行ってどんな意味?
陰陽五行は古代中国の思想です。
陰陽思想と五行思想が1つになって、万物の現象が循環する考えが生まれたということです。
陰陽五行はそのあとの儒教や仏教などに影響を与え、古代日本に伝来したあとは陰陽道として発展したようです。
占いに利用される陰陽五行は、まさに人々の生活を支える思想となり、厄年や七五三など伝統的な行事に深く関係しているといわれています。
陰陽五行占いでわかることは?
性格や適職が占える
陰陽五行占いでは、その人の性格やその結果に準じた適職が占えるといわれています。
持って生まれた気質や思考パターンなど、生年月日からはある程度の傾向が占えます。
また、性格や体質などさまざまな要素から推測して、向いている仕事を占うことができます。
他の人との相性が占える
陰陽五行占いでは、自分の性格や相手の性格がわかりますので、陰陽五行の思想によってお互いの相性の善し悪しが占えるようです。
陰陽五行の相性には、相生(そうじょう)と相剋(そうこく)の関係の2つがあります。
木→火→土→金→水→木の順では相生となり、相性がよい関係になるようです。
また、木→金など相生意外の関係は相剋となり、相性がよくないといわれているようです。
陰陽五行占いのやり方
生年月日を用意する
陰陽五行占いでは、生年月日を利用します。
中国や日本で発展したわりになぜか西暦が必要となっているのは、近代において計算しなおされたからでしょう。
元号でしか生年月日がわからない人は、まず西暦に変換することからはじめましょう。
早見表で基本数をチェックする
陰陽五行占いでは、生年と生まれ月で基本数を導き出します。
早見表はネットで探すといいでしょう。
「早見表」だけで検索すると、別の用途に使うさまざまな早見表がありますので、「陰陽五行早見表」といった文字列で検索するといいようです。
早見表の生年と生まれ月が交差する場所の数字が基本数となります。
まずは、基本数をチェックすることが大切です。
基本数に生まれた日の数字をたす
陰陽五行早見表でチェックした基本数に、自分の生まれた日の数字を足します。
たとえば1997年3月19日生まれであれば、基本数は38になります。
38に19を足して57となり、下1桁の「7」がその人の五行をあらわす数になります。
7は庚(かのえ)金の陽ですので、気が強く鉄のように固い意志の持ち主です。
ほかにも、1から9そして0を含めた五行の陰と陽2つずつ、合計10の占い結果があるようです。
陰陽五行占いをやるときの注意点
旧暦に注意すること
陰陽五行占いは基本的に旧暦で考えられていますので、現代のカレンダーとは少々ズレているようです。
1月生まれの人と2月3日までに生まれた人は、前の年の生まれとして考える必要があるようです。
また厳密には生まれ月にもズレがあり、二十四節気で区切ったほうがより占いの精度が上がるといわれています。
人の気持ちは占えない
陰陽五行を利用した占いは、その人の本質的な性格や行動パターンなどは占えますが、いま現在どういう気持ちかという感情面のことは占えないようです。
思考パターンや好みは占えますので、おそらく◯◯と考えるであろうという推測はできます。
陰陽五行占いの相性とは、性格や好みなどを含め、五行思想に基づいた相関関係によって基本的な予測をするものです。
占いで相性がわるいと出たからといって、かならずしもわるいとはかぎりません。
個人の努力などで、いい関係になれる可能性はあるのです。
さっそくやってみよう!
陰陽五行占いは、生年月日をもとに早見表を利用すれば誰でもできる占いです。
計算が苦手な人は、生年月日を入力するだけで自動計算してくれるサイトがありますので、気になる人はチェックしてみるといいでしょう。