タロット占いをやってみたい!
占い好きな人のなかには、「私もタロット占いをやってみたい!」と考えている方が多いのではないでしょうか。
タロット占いをしたおちきは、やり方や意味だけではなくどんなことを占えるのかを知ることが大切です。
タロットカードにはどんな意味があるの?
タロットカードの基本的な知識
タロットカードが歴史上にはじめて登場するのは、1392年のフランス王室の出納帳でフランス国王シャルル6世が遊戯用カード3パックに代金が支払われたと記載されているものです。
このころのタロットは、占い用というよりも遊戯用としてつくられていたと考えられています。
タロット占いの歴史はそれほど古くなく、一般的なタロット占いが普及したのは19世紀ころからとされています。
ちなみに、タロットカードにはさまざまな種類がありますが、ポピュラーなのはウェイト版とマルセイユ版です。
初心者向けなのはウェイト版で、こだわりがなければウェイト版から入ることをおすすめします。
大アルカナの意味
タロットカードには、大アルカナとよばれる22枚のカードと小アルカナとよばれる56枚のカードがあります。
タロット占いに詳しくない方は、タロット占いといえば「愚者・戦車・太陽・皇帝・死神」といった大アルカナをイメージすることが多いのではないでしょうか。
大アルカナは小アルカナより枚数が少ないことと、カードのイメージから意味を読みとりやすいため、初心者の方はまず大アルカナの意味を掴むところからスタートすることをおすすめします。
ちなみに、大アルカナだけを利用して占う方法があり、初心者におすすめです。
小アルカナの意味
小アルカナには、ワンド(棒)・ソード(剣)・ペンタクル(貨幣)カップ(杯)の4種類があり、この4つの要素を合わせてスートと言います。
それぞれにA~10までの数字カードと、王・女王・騎士・王子の4枚のカードがあります。
1枚ごとにカードの意味がありますが、初心者の方はすぐにすべてを覚える必要はありません。
時間をかけてゆっくり覚えていくことで、小アルカナのカードそれぞれの意味が理解できます。
タロットカードで占えることとは?
占いにはさまざまな占術があり、それぞれ占える内容が違います。
タロットカードは、現在や近い未来の状況の内容を占うことが得意です。
近い未来はおよそ1か月から3か月程度の期間ですが、ほかの占術と合わせることで1年程度先のことを占う占い師がいます。
タロット占いでは、人間関係や恋愛をはじめさまざまな悩みを占うことができます。
しかし、ギャンブルの結果・試験の内容・他人の不幸といったものは占えないので、注意しましょう。
正位置・逆位置の意味が違うのはなぜ?
タロット占いをしたときに、正位置か逆位置かによって意味が大きく変わることに驚く方は少なくないのではないでしょうか。
しかも、すべてのカードが逆位置で正反対になればわかりやすいのですが、塔のように正位置でも逆位置でもあまりよくない意味をあらわすケースがあるため、「78枚のカードの正位置と逆位置の意味をすべて覚えるのは辛い」と感じる方がいます。
しかし、占い師によっては逆位置を採用していないケースがあります。
また、タロットカードの種類によって逆位置を採用しないことがあります。
タロットカードの種類で使いわけよう
ポピュラーなウェイト版とマルセイユ版のタロットカードは、逆位置を採用しています。
このように、正位置と逆位置の意味が変わる前提でつくられたタロットカードを使用するときは、逆位置を意識したほうが正しく占うことができます。
トート版とよばれる逆位置を採用していないタロットカードを利用するときは、逆位置を意識しないで占いましょう。
意味を知っておけば鑑定をうけたときに理解できる!
タロットカードの意味を知ることで、自分で占いができるようになるだけではなく、占い師に鑑定してもらったときに意味を理解しやすくなります。
カードの意味すべてを覚えるのは大変ですが、大アルカナから少しずつ覚えていきましょう。