「東洋占星術」とは?
【東洋占星術とは1】東洋占星術とはなに?
占星術という言葉を聞いたときに、星座占いや西洋占星術のホロスコープをイメージする方がいるのではないでしょうか。
東洋占星術は、紀元前4世紀ころの古代バビロニアで発祥した惑星占星術を基本としています。
そのため、黄道十二宮の惑星の配置を大切にする西洋占星術と違い、惑星の動きを観察して占う占術が基本となります。
また、太陰暦と組み合わせることで、より詳しく鑑定することができるようになりました。
【東洋占星術とは2】東洋占星術にはさまざまな占術がある
東洋占星術は「東洋占星術」という占術があるのではなく、紫微斗数や九星気学といったさまざまな派生した占術の総称です。
【東洋占星術とは3】紫微斗数とは
東洋占星術のひとつの占術である紫微斗数は、日本での知名度はまだあまり高くありませんが、東洋占星術の本場である中国や台湾でとても人気がある占術です。
東洋占星術のなかでもかなり精度が高い占術とされていて、生涯の運気や10年ごと・1年ごとの運気を細かく鑑定することができます。
また、西洋占星術のホロスコープと似た命盤をつくって鑑定するため、東洋のホロスコープと呼ばれることがあります。
紫微斗数で鑑定するときは、生年月日だけではなく生まれた場所や生まれた時間のデータが必要になります。
この点もまた、西洋占星術のホロスコープと似ています。
【東洋占星術とは4】九星気学とは
東洋占術のひとつに、九星気学があります。
気学はもともと風水と密接な関係がありましたが、だんだんと離れていき独立した占術となりました。
九星気学を占術として確立したのは日本の園田真次郎先生で、日本発祥の占星術といえます。
九星気学はバイオリズムを知るための占術であり、生年月日によって「一白水星」から「九紫火星」まで当てはめて鑑定をおこないます。
【東洋占星術とは5】四柱推命とは
四柱推命は日本でもっとも人気がある東洋占星術のひとつで、「東洋占星術の帝王」と呼ばれることがあります。
紫微斗数と同じように生年月日と生まれた時間を使って鑑定をおこない、バイオリズムやその人の本質を鑑定できます。
四柱推命には流派がさまざまあり、流派によっては同じ人でもまったく違う鑑定結果が出るケースがあります。
【東洋占星術とは6】六星占術とは
テレビや雑誌といったメディアで人気がある、細木和子さんが開発した東洋占星術が六星占術です。
六星占術は生年月日により誕生数を計算して、「土星人」「金星人」「火星人」「天王星人」「木星人」「水星人」の6つにわけて鑑定をおこないます。
毎年年始になると、書店にそれぞれの運勢を掲載した書籍が販売されるため占いに興味がない方でもなじみがあるのではないでしょうか。
東洋占星術ではどんなことがわかるの?
東洋占星術ではその人がもつ本質のほかに、生涯の運勢や短期間の運勢といったさまざまなことがわかります。
また、東洋占星術にはさまざまな占術があり、それぞれに占えることの特徴があります。
そのため、なにを知りたいのかを決めてから、どの東洋占星術で鑑定するかを判断しましょう。
東洋占星術の基本的なやり方について
東洋占星術のなかにはさまざまな占術があり、それぞれ鑑定方法が違います。
六星占術のように生年月日を計算するだけのものであれば、初心者の方でも簡単に鑑定できます。
しかし、ほかの東洋占術については学問としての一面があり、学習しないと鑑定することができません。
そのため、東洋占術で占いたいだけの方は占い師に相談しましょう。
東洋占術を身につけたいときは、入門書を購入したりスクールを利用してみてはいかがでしょうか。
東洋占星術をやるときに気をつけること
東洋占星術のなかには、さまざまな占術があります。
また、流派によって違う結果が出ることが少なくないため、どの占術を利用したいか事前に決めておくことが大切です。
東洋と西洋の違いはなに?
西洋占星術は、生年月日・生まれた時間・生まれた場所をつかって、惑星を黄道十二宮に配置してホロスコープを作成して鑑定します。
東洋占星術は惑星の動きに注目した占術で、黄道十二宮の考え方を取り入れていません。
また、東洋占星術は西洋占星術と違い、さまざまな派生した占術があることが特徴です。
さっそくやってみよう!
東洋占星術にはさまざまな占術があり、それぞれに特徴があります。
自分が気に入った占術を見つけて、鑑定してもらいましょう。