厄払いをしたいけど高いのかな?
神社によって値段は変わる
厄払いの値段は全国一律ではなく、それぞれの神社によって違います。
同じ県内であっても、神社の規模や地域によってばらつきがあり一概には言えません。
値段が決まっている神社があれば、「お気持ちで」と値段をつけていない神社もあります。
最近ではホームページを開設している神社が増えたので、ネットで調べれば厄払いの値段が掲載されていることがあり、チェックしやすいといえるでしょう。
お寺でも厄払いはできる?
厄払いは神社だけでなく、お寺でもしていただけます。
神社では大麻(おおぬさ)を振って祝詞を読み上げるなど神道の形に沿った厄払いをします。
一方、真言宗や天台宗といった密教系のお寺で行っている厄除けは、護摩祈祷です。
煩悩を焼き払い清められた願いをご本尊に届け、願いが叶うとされています。
厄払いをするのにかかる値段について
厄払いとは
厄払いとは、どんなことをいうのでしょうか。
厄払いと聞いて、すぐに思い浮かぶのは厄年かもしれません。
厄年は人生の中で変化が起こりやすい時期とされ、社会的・身体的・家庭環境などさまざまな場面で状況が変わる可能性があります。
それと同時に災厄が起こりやすい時期でもあるため、悪いことを払うために厄払いを行います。
もちろん厄年に関わらず、厄払いをお願いすることができます。
厄払いの値段の相場
気になる厄払いの値段は、神社やお寺によって違いがあり、大体3千円~1万円となっています。
厄払いの値段には厄払い料だけでなく、儀式が終わったあとに手渡される厄除けの御札やお守りの料金が含まれています。
厄払いの値段には開きがあるので、はっきりとした値段をしりたいときは神社のホームページをチェックしてみましょう。
厄払いをするときのマナーや注意点
服装はスーツが無難
厄払いのときは、キチンとした服装で望みます。
男性ならスーツにネクタイ姿が一般的で、女性なら紺や黒といった落ち着いた色のスーツやワンピースがいいでしょう。
スーツやワンピースを持っていないなら、黒を基調とした落ち着いた色合いの服装にすれば問題ありません。
サンダルにジーンズ姿は、あまりにもラフすぎるので避けたほうが無難でしょう。
初穂料はのし袋に
厄払い料は、初穂料といいます。
初穂料の値段がわかったら、紅白の水引が付いたのし袋を用意しお金を入れておきます。
もしのし袋がなければ、白地の封筒に入れましょう。
神社やお寺によっては受付時に現金で渡すところがあるので、事前に調べることをおすすめします。
厄払いの流れとまとめについて
①厄払い申し込みとお清め
まずは、御祈祷受付所に行って受付を済ませます。
申込書に住所や名前などを記入し、初穂料(お寺では祈祷料)を支払います。
順番が回ってくるまで待合所で待つことになるので、この間に手水舎で手と口を水で漱ぎ清めてください。
もちろん、手水舎は受付前に行っても問題はありません。
混み具合を確認し、臨機応変に対応するといいでしょう。
②いよいよ厄払い
順番がくると名前を呼ばれるので本殿に昇殿し、厄払いを受けます。
大体の流れとしては祓詞(はらえことば)、大麻(おおぬさ)による参列者のお祓い・お清め、祝詞の奉上となり、神社によっては巫女さんが神楽を舞います。
次に神職から玉串が手渡されるので、茎の部分を右手で上から持ち左手の指の腹で葉の部分を支えて受け取り、神前に捧げて2拝2礼1拝します。
③御札やお守りを受け取って終了
厄払いの一連の流れが終わると御札やお守りをいただけますので、受け取りを断ったりせず拝受して自宅に持ち帰りましょう。
これで、厄払いのおおまかな流れが終了です。
拝受した御札は神棚におき、神棚がなければ部屋の一番高い場所に置きます。
お守りは基本持ち歩くようになっていますが、部屋に置いておく場合には同じく神棚か部屋の一番高い場所へ置きましょう。
マナーには気をつけよう!
厄払いだからといって、ラフな格好で行くと失礼にあたります。
気を引き締めて、服装を整えましょう。
厄払いの作法は儀式の最中でも神職の方が教えてくれるので、言われたとおりにすれば大丈夫です。
厄払いを受けることで気持ちが安定し、不安を打ち消すことができます。
気になることがあれば、ぜひ厄払いを受けてみてください。